北関東行(2日目)

 2日目は前橋から日光に向かった。高速で北関東道東北道〜日光道が一番早いようだったが、敢えて一般道で山を越えるルートを選択。わたらせ渓谷の山道をひたすら上っていくのだが、天気も良く、途中ダム湖があったりで景色を楽しんだ。
 2時間半ほどかけて小学校の修学旅行以来の日光着。前回行った記憶は断片的で、華厳の滝、戦場ヶ原、東照宮などのスポットは覚えているが、それらを繋ぐ移動時の記憶が殆どない。まず中禅寺湖方面に向かって華厳の滝へ。

 着くとやはり修学旅行の団体が3組ほど来ていたのだが、今は夏休み中のはずなので、この時期に行くのも珍しい。自分は秋だった。なぜ覚えているかというとあのアメリカW杯最終予選の時期と重なっていたからで、丁度旅行初日の夜が緒戦のサウジ戦で、翌朝教師に結果を聞いた。こういう記憶だけは鮮明という(笑)華厳の滝の後は近くの自然博物館を回ったのだが、ふと今の小学校6年生は04〜05年生まれ、つまり日韓W杯すら知らない世代になる事に気付き、愕然とした。ついでに言うと自分が修学旅行で日光に行っていた頃に生まれたのが今のリオ五輪世代。

 その後は再びいろは坂を下って日光市街へ向かったのだが、走行中急に強い雨が降り出した。実は傘を持ってきておらず、駐車場に停めた後も30分ほど車内待機。台風の影響らしかったが、山の天気は変わりやすいのを完全に忘れていた。
 雨が収まった後、神橋→東照宮と回ったが、実は東照宮は改修工事中で陽明門には工事用の覆いが被せられ、あの三猿、眠り猫もレプリカだった。

何故か自分は旅行すると観光スポットの工事期間に当たる事が多い気がするが(苦笑)、正面の参道の広さや規模はさすが家康の墓所だけはあると思わせるものだった。世界遺産効果か、外国人観光客も多く、割合としては欧米人が多かったように思う。やはりこうした寺社仏閣といういかにも日本という場所は受けるのだろうか。その後は昼食を摂り、車で宇都宮市街に向かって再び天然温泉付スーパー銭湯で回復した後、友人達と再会した。