埼スタに電車で行くのは何時以来だろう？久しぶりの長い電車の旅に戸惑ったせいなのかはわからないが、最寄から３駅程行った所でチケットを忘れた事に気付く。しかも雨もパラつきだすし・・・急いで家に戻り、今度は新幹線という最終手段を使って埼スタに向かった。
Ｊで埼スタ行くのは昨年のチャンピオンシップ以来となる。あの時は衝撃的だった。自分がそれまで抱いていた、日本のスタジアムの雰囲気を根底から覆すような圧倒的なホームの声援。願わくば結果もその声量に報いるものであって欲しかったが、ＰＫの末に横浜Ｍが年間王者となった。あの時だけは本気で浦和に勝って欲しかったな・・・というかマリノスの・・・いやここで言う事ではない。古代ローマの政治家、大カトーは演説の度にこう結んだという。delenda est Carthago. Carthago→横浜Ｍ。そんな気分だったさ。まだ俺が高校生だった時のあの出来事以来、また歴史が変わると思ったんだけどな。ま、過ぎた事をいつまでも引っ張るのはよろしくない。
今季は両チームもあまりパッとしない（特に横浜Ｍ）成績だが、浦和にとってもこの試合は特別のようで、↓の通り。（選手入場時）
チャンピオンシップ時とまではいかないが、今日も浦和サポーターは見せてくれた。こういうシーンを始め、地鳴りのような声を聞くと、本当にシビれる。またスタジアム行きたいと思ってしまう。俺の座った場所は指定だったが、声は出さずともコールに合わせた手拍子はほぼ全員していたし、やはり他のスタジアムとは違うなとか感じさせるものがある。話は飛ぶが、所属団体でも代表戦onlyでＪは行かない人は結構いる、というか大多数がそうだと思う。何かきっかけがないと行きにくいのかもしれないが、一度、奮発して埼スタに行ってみるといい。代表戦という枠の中でしかサッカーを見ていなかった事が、恥ずかしくなる位衝撃受けるはずだから。ま、今挙げたチームに限らず「自分のチーム」があれば、それはそれで素晴らしい事だ。
試合は両チームとも本当の意味で「ガチに」ぶつかっていた。昨年からこのカードは１点勝負となっているようで、息を飲む展開が続いたものの、０−０のまま試合終了。マリノスにとっては２試合連続のスコアレスドローとなった。俺もマリノスの試合は結構観に行っているが、最後にマリノスのゴールを見たのは・・・・鹿島戦以来かな（苦笑）最近もＦＣ東京（アウェー）、川崎戦、ＦＣ東京戦（ホーム）、そして浦和戦と行っているが全てノーゴール。惜しいシーンは多々あるが、どうも入る気がしないんだな・・・せめてアウェーの鹿島戦は意地を見せて欲しい。さすがに今年は鹿島まで行けないけど。・・・とスーパーサッカー観ていたらＧ大阪×鹿島が凄い面白そうなんですけど！首位攻防で３−３の撃ち合いとはね。こんな試合観てみたいものだ。
さて、電車で埼スタに来てしまったからには、当然帰りの鬼混雑も体験しなくてはならない。スタジアムの外に出るとご覧の通り。
この全てが浦和美園駅行くと考えただけで萎える・・・
それでも何とか乗車し、途中目黒で下車→飯、のつもりが居酒屋に入って普通に芋焼酎飲んでいた（苦笑）最近飲んでばかりだな。それでも楽しいのは仕方ないから、また来週同じ事してそうだ（笑）
【追記】
肝心な事を言い忘れていた。この試合のチケ取りに関して色々世話になったＮもさんには感謝しなければならない。ナビスコ決勝のチケ取りが去年のような争奪戦になるよう、臨海行き頑張って下さい。
