帰還

 首都圏近郊某所での研修が終わり、本日、東京に帰還した。思えばあっという間の2週間だったな。最終日の今日、教室の窓から外を眺めると、のどかな周辺環境がこれから待ち受ける業務環境とあまりに対照的で別世界にいるようだった。このまま時が止まれば良いのに・・・とまでは思わなかったが、帰りのバスに乗る時はさすがに名残惜しさを感じた。そういえばデジカメ持って行ったのに、研修場所からの“下界”の眺めを撮り忘れた・・・・本当に良い景色だったんだけどな〜。

 普通は研修会場を出てそのまま家に帰ってゆっくり・・・という流れだが、そのまま同期との飲みに直行。行ってみると、どこかいつもと違う不思議な感覚だった。これまで何度も開催されてきた同じ研修クラスの仲間との飲みなのに、どうした訳か?
 それはおそらくもう2年目に突入したというのが最大の理由なのだろう。“研修”とか“実習”ではなく、本配属され、それぞれの所属部署での業務が始まっているだけに、皆以前に比べて大人びて見えたのかもしれない。そういえば研修の講師はまだ入社4〜5年目の人だったが、随分ベテランに思えた。業務を経験するうちに貫禄が付いてくるのか。そんな皆の姿を見て、自分に対する景気付けに、昨日散々飲んだ泡盛ロックを。

 次回の飲みがいつかは分からないが、次に会うときは皆、より営業らしく、SEらしくなっているんだろう。そんな同期に負けず、俺も少しは成長していたいものだ。ま、明日からGW9連休で腑抜けになってしまう危険性はあるけど。