街の色、そして

 この2日間研修で東京タワー付近まで通っていた。三田線御成門駅から通っていたが、周辺には大江戸線、浅草線、日比谷線も交差しており、今日の帰りには同期と日比谷線神谷町駅出口隣のエクセルシオールで一服。東京タワー、芝公園付近もそうなのだが、国道1号沿いにもかかわらず周辺は意外なほど落ち着いた雰囲気で、今通っているオフィス周辺に続き、東京の未だ知らぬ一面を見た思いがした。
 東京23区内でよく知っているのは、渋谷、品川、新橋等雑多な大都会そのもののイメージを具現する街ばかりなので、こうした都心の落ち着いた街がとても新鮮で、その街独特の“色”が感じられてとても楽しい。今のオフィスもなかなか落ち着いた街で、東京というより、むしろ江戸の香りがかすかに感ぜられるような気もしている。大人の街って感じかね。まだまだ東京には未だ知らぬ多くの街がある。何か機会でも無い限り行く事はなさそうだが、行った暁にはその街の空気を感じたいものだ。
 帰りには久々に日比谷線に乗ったが、通るのは、六本木、広尾といった洗練された街ばかり。そういえば六本木ヒルズには未だ一度も行った事が無い。正確には以前行ったんだけど、その時はビルのオープン1ヶ月前で無駄骨だった。地下鉄の路線にも各々“色”はあるんだなーと思いつつ、いつもの金曜より少し気分が高揚し、そして週末へ。

 この2日間はまるで研修時代に戻ったかのような感覚だった。同期が集まってグループワークなんてそのままだし(苦笑)だが、もう研修はこれでおしまい。集合研修終了―プロジェクト再開―そしてW杯―――この1ヶ月は色々ありそうだ。とりあえず、景気付けに一杯やろうか。