勝負の1ヶ月

 マルタ戦は何と言うか、テキトーに試合してたって感じだったな。周りを見てればフリーの味方がいるのに、わざわざ敵が多いエリアにいる味方にパスしたりとか、各々好きなようにやっていたように見えた。物凄くポジティブに捉えれば、セットプレーのパターン等、本番に向けて隠しておきたい事が多かったのかもしれない。ただ、試合後のヒデの怒りぶりを見ると、そうでもないようようで。
 ここ最近ずっとこの人はチームの生温さを指摘しているが、その多くは79年組、いわゆる黄金世代と呼ばれる選手達に向けられているんじゃないかなと思う。今や20代も半ばを過ぎてリーダーシップを取っていかなければならないのに、同世代が多い弊害からか、単なる仲良しグループに見えてしまうのではなかろうか。確かに小野なんてアテネ五輪でも、フェイエノールトでも主将でチームを引っ張ってたのに、今の代表だとそういうピッチ内外の存在感が無いんだよな。ブルガリア戦の時は少なくともピッチ内では主導権握っていたように見えたのだが。
 下の世代の突き上げが少なかったのも、こういう事態を助長した一因かもしれない。多分、本人達には中堅、ベテランという意識があまり無いんだろう。実際年下は大黒、玉田、巻、駒野、茂庭だけだ。その意味でも、中盤の逸材揃いの79年組に、松井が割って入れば面白かったんだけどねぇ。

 ただ、黄金世代とはいえ、稲本、小野、小笠原は今回レギュラーではなく、加地も負傷によって駒野が台頭してきた。このまま行くと緒戦でスタメン張りそうな79年組って高原、坪井(この人は黄金世代でも遅咲き組に入るけど)位か。これがチームに良い刺激を与えて欲しいものだ。


 今日は昨日の試合のおかげで(寝不足)かなり消耗した。まだ月曜なのに。今週末から1ヶ月間はただでさえ睡眠時間が削られるってのに、プロジェクトも再開してしまった(?)し、仕事量は増える一方だ。まぁ日本戦とか重要な1戦の翌日にゆっくり出勤出来れば文句は言わんよってそんな上手い話無いか。一番手っ取り早いのは年休だが、6月はほぼ無理。どうにかして本籍地の事務所に寄るとか、免許書き換え、あるいは展示会見学とか理由を付けて、(実質)午前半休→出勤というパターンを確立させたい。そうすればこの1ヶ月も楽しく感じられるだろうか。