緒戦を前に

 W杯も開幕して、幸せな1ヶ月が本格始動。時差的には8年前のフランス大会とほぼ同じだからその頃を思い出す。あの時はマイナーな試合でもずっと観ていたから(ex.モロッコ×ノルウェーとか)毎日寝不足で学校行っていたものだ。当時は2〜3日位徹夜続きでも平気だったのだが(もちろん授業中や電車内で最低限の睡眠時間は確保してるけど)、今はさすがにそんな事出来ないな(苦笑)
 いよいよ明日は豪州戦だが、前回大会の日本戦で一番痺れた試合は、緒戦のベルギー戦だった。選手入場〜国歌斉唱時にはこれまでの代表戦の記憶がフラッシュバックされ、この時点で既に感情は昂ぶりまくっていたのを今でもよく覚えている。2−2という結果だったが、鈴木師匠渾身の右足シュートから稲本の逆転ゴールまでの時間は今でも忘れられない。もちろん、ロシア戦も初勝利という意味で非常に忘れ難い記憶ではあるのだが、緒戦を越えるほどでは無いんだな。明日もまたキックオフ前には、前回大会の、そしてこれまでの数々の記憶が走馬灯の様に脳内を駆け巡る事だろう。願わくば、90分後には4年前の様に友人達と喜びを共にしたいものだ。

 ついさっきオランダ×セルビア・モンテネグロが終わり、ロッベンの切れ切れっぷりを観た後で、これからメキシコ×イランが始まる。メキシコ有利だと思うけど、イランのあの攻撃陣がどこまでその力を発揮するか?こういう試合があるからW杯は面白い。