J1第10節 東京V×横浜M(国立)

 
昼過ぎから雨も上がり、日差しも強くなったこの日は数年振りのダブルヘッダー
 今でも印象に残ってるのは東京Vの2点目。
 フッキがエリア内左サイドでパスを受けた瞬間、国立にいた少なくとも90%の人間はシュートを予期しただろう。しかし、シュートと見せかけて次の瞬間に選択されたのは中央で待っていたディエゴへのパスだった。このマリノスDF陣も引っ掛かったプレーによってヴェルディは2点目をゲット。
 あの飛び道具に対しては、90分を通して見れば中澤を中心に食い止めてたシーンの方が多かったのだが、それでも何回に1回は強引な突破でシュートまで持ち込まれてたし、上記の様に振り回されもした。FWは10回の内1回でも決めればヒーロー、DFは10回中1回ミスれば即戦犯、とよく言われるが、そんな格言を思い出す試合。