スポセンでトレーニング実施

 この天気で外で走ったりしたら危険なので、スポセントレーニング室を利用。エアロバイクでも筋トレマシンでも、続けてる内に(冷房が効いてる中で)汗が滲み出てくるとトレーニングした気になってくる。やっぱ使うなら今後もここかな。場所や器具の充実度では医科学センターだけど、¥1000/回というのは・・・。スポセンの¥300はやはり大きい。



 という感じで何時の間にか8月に入り、気が付けば五輪まであと1週間を切っていたが、個人的に日本の組以外で注目しているのがベルギー。02年までは確か5〜6大会連続でW杯出場してて、今で言うクロアチアみたいな欧州の中堅国という存在感があったけど、世代交代に失敗してここ数年は予選敗退が続いてる。
 昔からこういう国際大会と疎遠になってる国に興味があって、それはW杯とかEUROに出る国が雑誌でもメンバーが顔写真付きで紹介されたり情報が豊富な反面、というかそれ故に情報量の少ない敗退した国に興味が移ってしまうという好奇心、言い換えれば捻くれた自分の性質でもあるのだが、最近ではこのベルギーとかアイルランドデンマーク、欧州以外だとウルグアイ辺りが気になってる。特にデンマークはユニのサプライヤーを自国ブランドからadid○sに代えた途端に予選敗退が続いてるので、個人的に“ヒュン□ルの呪い”と呼んでいる(苦笑)


 まぁそれはさておき、ベルギーの五輪メンバーを見て、もしかしたらGL突破するかもと思った。こっちはEURO直前にイタリアと戦った時のA代表メンバーだが、この五輪メンバーが結構入ってる。五輪メンバーにV・ブイテン、シモンズ、ソンクを加えたらそのままフル代表になりそうなメンバー構成。
 別の見方をすればフル代表にこういう20そこそこの若い選手を使わざるを得ないほどに中堅クラスの人材が枯渇してるとも言えるのだが(そしてそれが最近W杯やEUROと疎遠な理由か)、国外組も多いし、フル代表で経験を積んだ若いメンバーが五輪で何か成し遂げそうな予感。ブラジルと開催国と同組ではあるが、開催国の方はフル代表がW杯予選敗退したり、良い話が聞こえてこないのでひょっとすれば2位に滑り込むかも。まぁ慣れない暑さで消耗したり、“見えない力”が働く可能性も十分考えられる訳だが・・・。


 この際だから日本の話も。殊日本に関してはどんな大会であれ結果―それが良いか悪いかに関係無く―がこうだと事前に決めつけたくないのだが、世間一般の評価(下手すると3連敗)よりは良い結果になると思うし、最もポジティブな予想程でもない、という微妙なラインに落ち着くと思ってる。現時点では。現実は悲観と楽観の間にあるものだ、大概においては。
 オランダの面子は確かに豪華だけど、欧州のチームが欧州以外の大会で好結果を残した例はあまりない。その他の国もそうだがやっぱこの東アジアの湿気というのはその他の地域からすればかなり厳しいはずだし、予選での戦い/動きがそのまま再現されるとは思わない。
 それでも試合が始まればオランダが優勢にはなるだろうが、日本にも決定機は幾つか必ず訪れるはず。ここで気を付けないといけないのがマカーイで、多分年齢・気候を考えれば試合中消えてる場面が長そうだけど、それでもワンチャンスを逃さずにしっかり決めるのが本当に危険な所以。何か名前だけで恐怖感が煽られてるが、その漠然とした恐怖も具体的に見てみれば↑のような対策も立て易くなって現実的なものになるのだが。
 今更ながら7/29を真面目に振り返るけど、アルゼンチンとやっておいて良かった。ああいう金メダルの本命と戦って、その“基準”に触れられただけでも大きな経験だと思うし。


 まぁオランダ戦の前、ナイジェリア戦が鍵だと思うけどね。“楽観的に”考えれば去年のU20W杯とGLの力関係、対戦順が似てる気もする。あの時はまずスコットランドに快勝し、コスタリカとの接戦を制して2戦目でGL突破を決めた。さて今回は―――。