秋の気配

 よく雷と共に梅雨が明けるとか言うが、昨日のあの激しい雷雨は暑気を払うと共に夏の終わりも告げたのかもしれない。今朝はまるで秋の様な気候で、客先に出るから久々にスーツ×ネクタイでも全く苦にならなかった。


 今週も色々あった。以下時系列で。
 

リケルメはやっぱ上手い。以前you tubeを徘徊している内に見つけたこのゴールを視た時からファンになった。PK時は特にそうだったが、蹴る時に手を外側に捻る独特のポーズがいかにもストリート育ちって感じがする。準決勝でもボールに多く触ってたし、相手の(同じ)10番との違いを見せ付けてた。そのブラジルの10番は・・・上手いけど前に進むキレは戻って無かった。アウェーのクラシコで2ゴールを決めた時の様な。
 この2人、どっちもバルサにいたっていうのが何とも。


ウルグアイはほぼベストメンバーで、スアレスはやはり危険だった。日本では小野よりも長谷部の方が印象的。さすがブンデスで揉まれてるだけあって、プレッシャー下でも落ち着いてボールを捌いてた。もうちょっと(特に横パスの)パススピードを速くすればより完璧なMFになれるんだが。
 代表監督はCBにまず高さ、強さを求めてるみたいなんで、それ故に中澤、闘莉王に続く3番手を試したんだろう。ちょっと初試合にしては厳しい相手だったにしても今後は厳しいか。おそらく3番手に来るのは(五輪から漏れた)青山の様な気が。


・なでしこは残念だったけど、メダルに届かなかろうが世界大会初のベスト4という功績は色褪せ無い。代表絡みで胸を打つ試合って本当に久し振りだった。03年だかにW杯のプレーオフを観に国立に行ったのが初の観戦だったけど、当時がレベル云々でなく代表戦という重みに惹かれて観てたのに対して、今回は普通に上手いなーと思って視てたし。

 
 と言う訳で今週で切替も済んだし、また新しい世代を観に行くか。


 家に帰ったら、従兄弟の北京五輪土産が届いてた。この男は野球好きにかけては俺のサッカーに引けを取らないものの、何故かNPBとかMLBでなく高校野球、リトルリーグそして台湾野球とかに興味を示し、今回も(星●ジャパンに目もくれず)台湾の野球を観に行く為に北京に行った変わり者なんだが、向こうのサッカー雑誌を買って来てくれた。足球週刊、とても普通な名称でパトが表紙。Thanks.