マラソン大会エントリーの件

 今日スポセンのランニングマシンで6分/kmペースで試しに走ってみたが、このペースでは現状6〜7kmがやっといった所。(スポセンのマシンは1人1回20分迄なので実際に走ったのは3km弱。)しかもマシンと実際の路上では勝手が違う事も勘案せねばならない訳で、10km/70分以内というのはアルコールに毒された今の俺には高いハードルであるのを再確認しただけだった。現時点において、エントリーはあまり現実的でない。


 しかし、だ。これは現在のある意味定型化された日常に刺激を与える起爆剤になるのかもしれない。今日マシンで走ってる途中、またはエアロバイクで最後の数百メートルを漕いでいる時に感じた仄かな快楽はそれだけでなく、その先の何かも予感させるに十分だった。10km完走の、その先に何があるのかは未だ分からない。ただこれだけは言える。制限時間内に10km走れるような体を手に入れた時、必ず何かを手にしているに違いなく、“その前と後”で世界は全く変わるであろう事を。

ここを渡れば人間世界の悲惨、渡らなければわが破滅。進もう、神々の待つところへ。我々を侮辱した敵の待つところへ。賽は投げられた。
―――ガイウス・ユリウス・カエサル


 別に侮辱されてはいないんだが(苦笑)、エントリー期限迄に、タイムはともかく10km走れる体を作る。そして期限の日、つまりクリスマスに正式エントリーとなるだろう。


 では行こうか。未だ知らぬ何かが待つ場所へ。


■エントリー期限まで:あと60日