感想

 あの恐ろしく冷え込んだ朝の空気で眼を覚ました面も多分にあるが、何だかんだ言ってああいう結果/内容なら睡眠3時間弱でも一日どうにかなる。


【印象に残ったシーン】
 終了間際、相手陣内左サイドのタッチライン際で松井が相手数人に囲まれながらボールキープ
 ⇒僅かな隙間を見付けて近くの中村(俊)へパス
 ⇒そこからあっという間に遠藤→長谷部とボールを回して相手の包囲網をあっさり掻い潜った


 この4人が揃えばやはりボールが回る。最近は快勝=MAX3ゴールなので4点以上(それとFWが一人で2点以上)取って欲しかったがまぁ良い試合だった。何でこのサッカーがホームで観られないのかという感じだが、バーレーン戦もそうだったが、アウェーの方が相手が攻めて来るから前線からボール奪取→カウンター戦法がハマるのかもしれないな。
 

 後、全体的に「間」の取り方が上手くなっているように見えた。これまではテクニックやスピードがあってもリズムが1本調子で相手に読まれやすかったのが、ドリブルでもパスでもワンフェイク、あるいは一呼吸置いて相手の裏を掻くプレーが多くみられ、3点目なんかは特にそう。折り返しをダイレクトで上げると見せかけてフェイクを挟む動作があまりにも自然過ぎ、視ている自分まで引っ掛かった。


 来年2月の豪州戦は日産らしい。近場とは言え、また例によって平日だから定時ダッシュしても菊名で人が溢れて時間ロス・・・と思ったら祝日か。2月の代表戦と言えば前回予選を思い出すけど、ああいう完全防備したつもりでもまだ寒さで震えるような気候での試合が代表戦で一番印象深い。澄み渡る青空、白い息、眩しい夕日―――丁度今日みたいな―――朝早くから並んで、試合が終わって帰る頃には夜も更けて・・・どの試合も懐かしさで胸が締め付けられる。