南アフリカW杯最終予選 日本×バーレーン(埼スタ)


 スポセンで走った後、O岡山で原Dを拾って現地へ。途中渋滞や首都高に乗ったら5分もしないうちにナビに惑わされて出口に降りてしまったハプニング等等で丸々3時間。埼スタは極力車を使うようにしてるが、過去スムースに行けた記憶が無い。


【前半】
・PAまではスムースにボールが運ぶのに相変わらずそこから先の工夫が無い。てかシュートで終わったシーンは幾つあったか。
・頼みのセットプレーも相手DF陣がまた高くて、単純なクロスなど簡単に跳ね返されていたので、これも厳しいかと。
・両サイドバックは、内田は相変わらず力を出し惜しみしたような、長友は技術的に少し厳しいプレーの連発。特に内田はあの中村を始め中盤が体を張ってボールを奪ってるんだからもう少しそういう所を見習うべき。鹿島から岩政とか招集してお目付け役にでもすれば良いのに。
・0−0を覚悟した。


【後半】
・いきなりゴール。崩しが×、セットプレーからの中澤ヘッドも×でも、まだこれがあったか。
・このFKを獲ったのは玉田のドリブル。となるとこれはかつての鈴木師匠のドリブラー版となり、そうなるとまた評価が変わってくる、と自問自答。
・だが、やはり11番を背負うならFWらしくあってほしい。後半だけでもゴール前でぽっかり空いた瞬間―――距離はあるが目の前にDFがいない―――が何度かあった。これが守る立場なら即座に危険を感じただろうが、この人の場合シュートで終わるシーンは皆無だった。つまりは、そこなのだ。
・9番もそうだが、足りないのは結局“狡猾さ”ではないか。常に相手を出し抜く、裏を掻く事を考えているような。とても“正直な”シュートシーンを観てそう思った。
・後半のボールキープ程安心して観ていられたシーンは無く、これ程早く感じたロスタイムも無し。


 
 (スポセン+運転+立ちっぱ)×寒さで右太腿裏が未だ痛い。思えば丁度4年前の今頃も最終予選のバーレーン戦で、過去何度かここでも書いているようにコンコースからスタンドに入るのすら躊躇するような緊張感だった。あの時も確か車を出してようやく家に着いたのが日付変わった3月31日。そして心の準備をする間も無く翌日は入社式だったという(笑)あれから4年経った今日は自分の面持ちも、試合内容も随分と変わっていた。それを成熟と言うのは自賛に過ぎるだろうか。