J2第41節 東京V×C大阪(味スタ)


 J2観に行くのは何時以来かと過去ログを辿ったら、3年半振りだった。実はセレッソの香川を観るのは初めてなのでそれを楽しみに味スタへ。

 前半はまずしっかり守ってカウンターのヴェルディがペースを握る。香川、乾もボールを持ったら何かを起こすんだが、その回数自体が少なく、ここまでは完全にヴェルディの術中にはまったまま1−0で終了。
 後半もこのまま行くかと思ったら開始早々いきなりセレッソが3点取って勝負を決めてしまった。ヴェルディは前半の守備が消えて後ろが空くようになり、そのスペースをセレッソが面白いように突く。土屋が孤軍奮闘してCKからゴールまで奪ったけど、4−2でセレッソの勝利。
 予想以上の好試合。まぁレベル云々を言い出したら守備の穴とか、J1と比べたら、てのはあるが、J1のお互いの出方を伺う戦術戦、神経戦を観続けてる中でこういう個人がノビノビやってるサッカーを観るのは面白い。今度平塚まで湘南を観に行く予定があるんで、それも楽しみにしている。

【個人寸評】
・香川
確か2年位前はJ2でも二桁ゴールが目標と言ってたのが、現時点で24点てもうこれ以上J2でやる事ないだろ。何が何でも来年昇格しなければ。ボールを持ったらまず取られないし、数プレー観ただけでJ2のレベルを越えてるのが分かるんだが、特にゴールラッシュの時間帯のプレーはドリブル、パス、得点感覚全てが別次元。
・乾
香川の補佐官という感じ。巧いけど、土屋の魂のディフェンスに1対1でほぼ止められてた。
・土屋
この人くらい情熱がある選手がもう3人もいれば、今頃昇格争いしてたと思う。4失点したが8.0をあげても良い位だ。この人に限らず、チームで効いてるのは他に服部とか大黒とかベテランが多く、それは去年の終盤に観た時から変わってない
・河野
ヴェルディの若手の中で効いてた数少ない1人。ドリブル中細かい足技を繰り出すので観てるだけで楽しい。しっかり先制点も決めたし。
・大黒
巧くは無いけど強引に前に突き進むドリブルを見て、ジーコ時代に代表で点を取ってた頃を思い出した。この人も来年J1で見たい。