J1第31節


今年は何故か近隣スタジアムでの開催が同日に被る場合が多く、そのせいか観戦ダブルヘッダーが多い。今日は初の味スタ⇒日産コースを敢行。
■FC東京×浦和(味スタ)
 着いたのは前半30分も経ってからだったが、先にいた友人らによれば特に見所の無い内容だったらしい。で、後半早々に浦和が先制⇒その5分後に原口退場といきなり試合は動き出した。次の試合の関係で後半40分過ぎにスタジアムを出なければならず、どうかそれまでに大勢は決して欲しいと思ってたんだが怖れていた事態が現実に(苦笑)結局飛田給に着いた頃、最終結果を知った。
 東京からしたら相手が1人少なくなって自分達のポゼッションが高くなったのが逆に不利だったかと。チャンスも幾つか有ったが、引いて守る浦和にどう攻めるか戸惑ってるような印象だった。逆に言えばあの決勝の相手の出方、試合展開がいかに理想的だったのかが改めてよく分かった位で。

 これは2試合観終わった後に書いてる訳だが、こういう試合でのモチベーションの重要性も気付かされる。この試合の両チームは優勝は厳しくともACLの可能性はまだ残っている事情もあるだろうが、(両サポーターを含め)お互いに火花を散らし合う激しさが伝わってきた。特に華麗なパス回しなどが頻出した訳でも無いが、そういうものより重要な何かを感じさせる試合。


■横浜M×大分(日産)
 マリノスはどの選手も個人でやろうとし過ぎて連動性が無く、ボールを取られてはカウンターを食らう事の繰り返し。リーグ3位以内(ACL圏)の可能性がほぼ消え、賞金圏内(7位)も難しくなってきた現状からしてモチベーションを保つのが難しいのかもしれないが、降格の決まっている大分の方が余程寄せも激しく、戦っていたのを観るとそれも言い訳に過ぎない。現監督に足を向けては寝られないであろう14番と29番が後半2人まとめて交代させられたのが何だか象徴的だった。
 これで31試合10勝11分10敗て見事なまでに均等な結果だな(苦笑)おそらく残り3試合も1勝1分1敗のような気がする。

 試合終盤から急に寒くなってきて、友人が持ってきた巨大膝掛けに大分助けられた。寒くなってくると、シーズンもいよいよ終盤なのを実感させられるが、残りの試合が全て昼間なのがせめてもの救い。

※その他の試合
 仙台は最後まで昇格を争うと思ってたのだが、すんなり決定。やはり去年の入替戦の経験が大きかったのだろうか。何れにせよ、来年はいよいよあのユアスタに行くチャンスが出来ると言う訳だ。マリノス戦が春か秋の土曜昼間開催なら最高なのだが・・・。
 その一方で06年以来4年間行っていたフクアリに来年行く事はなさそうなのは残念だ。三ツ沢のマリノス戦では引分けたけど気合の入ったプレーだったのでまた最後の最後で生き残るだろうと思ったのだが、あまりにも終盤の同点、勝ち越し点で勝点を失うケースが多過ぎた。今日もそんな試合だったし。そう考えると何だかんだで毎年残る大宮のしぶとさは凄いな。ただ今日の結果で柏にもまだチャンスは残っている。
そんな両チームの残り試合はというと
大宮:山形(A)⇒柏(H)⇒大分(A)
柏:新潟(A)⇒大宮(A)⇒川崎(H)
直接対決が残ってたとは。単純に相手を考えれば大宮有利だろうが、柏の最終節が興味深い。残留か優勝か、そのどちらも叶わないのか―――山形は極寒らしいからどこかのスポーツバーにでも行って視てみようか。