北陸行-福井編

 後輩と前の担当者が全く放置してたユーザに対するお詫びと今後のサポート体制について説明する為、福井出張。初福井だし、金曜だし今週はそれまでが忙しすぎたから半分旅行気分でカメラも持参し、さっそく行きの飛行機内で一枚。飛行中やたらと周りの景色を解説してくれた副機長によると浅間山らしい。
 
  

 小松空港からバスで1時間揺られて福井駅着。旧城下町らしく駅の近くに城(城址)があってその側に県庁など役所が固まり、メインストリートには地元の新聞社、電力、ガス、銀行が連なるという地方の県庁所在地の典型だった。典型と書いて思い出したがこういう地方の主要都市って横断歩道が青信号の時カッコーの音が鳴るイメージがあるんだが、先日新横浜でも同じ音を聴いて自分の中で何かが崩れたような気がした。
 昼にヨーロッパ軒でソースカツ丼を食った時などはせっかく来たんだから時間が有ったら東尋坊に行こうなどと冗談半分に話していたんだが、ユーザ先で予想外に取締役が登場して嫌味と説教を延々と垂れ流され続けた結果、この前任者の尻拭いに憤った我々にはもう行くしかないという結論の他に選択肢は残されていなかった。


 ローカル線とバスを乗り継ぎ、1時間程で東尋坊へ。ちょうど日が傾き始めるナイスなタイミングだった。
 
 ご覧の通りの地形だけど、足を掛ける場所や平石も多いのでスーツでも十分歩ける。波打ち際まで下りたら三脚を構えてるカメラマンがいたので、ここが夕景のベストポイントなのかと隣で一枚。デジカメで撮った後、待受け用に携帯でも撮ろうとしたら急に仕事の電話が入って普通に会話してしまったんだが、こんなところまで電波が通じているのかと驚いた。


 携帯では会社メールも見れるので東尋坊散策中も20分に一度はチェックしてたんだが、そこを出る頃には日も暮れていたので一日の業務終了。JR芦原温泉駅で京都に抜ける後輩と別れ、自分は金沢へ。そこには偶然にも同時期に北陸出張中だったFC.bossのGKの1人がいたのだった。(続く)