2009J予想大反省会

 さて今年も気が付けば残り10日となり、そろそろ1年を振り返る時期に入ったと言えるだろうか。ならばまず春の09年J予想反省会から始めてみたい。
【09年J展望】
前編中編後編



■優勝争い
鹿島・G大阪・浦和⇒的中率2/3
途中崩れながら最後は持ち直した鹿島はさすがだが、ガンバは「補強費用対効果」を考えるとこの結果は物足りないな。最後は天皇杯を取って最低限のノルマは達成すると予想しているけど。浦和はブッフバルトオジェックで極限まで高まった守備力&カウンターサッカー向きの選手がまだ残ってるから、ユース上がりの選手の成長とかで選手を徐々に入れ替えていかない限り今の監督で好結果は厳しいかと。まぁ闘莉王放出、柏木獲得はその意思表示なのかな。


■ACL出場圏を狙う
横浜M・清水・川崎⇒的中率2/3
清水は一度は首位に立ったし、ACLも最後まで狙える位置に居たけど最後の崩れっぷりがなぁ。余談だが、天皇杯も決勝には行くも最後はガンバに負けるような気がしてならない。マリノスは毎年失点数が中位のそれじゃないんだが、それでも勝点が伸びないのは決めるべき時に決めきれないからというここ数年変わらぬ課題。渡邉は来年以降もコンスタントに10〜15点取りそうで軸として期待できるけど、坂田は絶好調でも10点行くか行かないかだと思うので、計算できるFWがあと1人。外国人FWという手もあるが、齋藤学のあのスピードが試合で活かされて年間最低5点以上取れるようになったら面白い。


■中位の上
名古屋・FC東京・大分⇒的中率2/3
こういう時に曖昧な区分けにしたのが活きてくる訳だが(苦笑)大分は言い訳の余地の無い大外し。ただその大分もラスト10試合は殆ど負け知らずだったのをみると、生身の人間がプレーする事への予想の難しさを痛感する。最初は少し不調ぐらいにしか思ってなかったけど、負けが続いて全てが悪い方に転り、今や経営危機にまで。去年の今頃は地方クラブの優等生扱いをされていたのに。


■中位の下
柏・広島・神戸⇒的中率1/3
当たってるのは神戸だけか。広島に対しては「もしかしたら一ケタ順位も。」と書いてる所に可能性を見出していた事を強調したい(笑)まさか柏が落ちるとは思わなかった。


■残留争いに片足突っ込むけどセーフ
千葉・新潟・京都⇒的中率1/3
ここも当たってるのは京都だけ。千葉は沈んだし、新潟は逆に上がったし。千葉はマリノス戦に限っては2戦2分で気合の入った内容を見せてくれたので、これはまた最後に生き残るだろうと思ったんだが。


■→J2
磐田・大宮・山形⇒的中率0/3
全外し。一個上のカテゴリなら全的中だったんだが(苦笑)山形はよく残留出来たと思う。この前のクラブW杯でエストゥディアンデスが見せたサッカーもそうだが、個々の技術で劣っていても全員がサボらずに走り回って相手を凌駕するサッカーはそれだけで心に響く。三ツ沢のマリノス戦なんかはそういう試合だった。