回顧録

 人生2度目のハーフマラソンを走るべく、1年振りに米軍相模原補給廠へ。
9:50)基地に入る列に並ぼうとしたら、去年の少なくとも3倍の長さ。ランニングブームここに極まれり。まぁ俺自身がその波のど真ん中に乗ったクチなんだが。
11:00)ようやく入場。12時スタートなので時間が無い、と思いきやこの混雑でスタートが1時間伸びたとアナウンス。


今回はいつものRAT勢に加えて我々からarz、oni、T内が参戦。さらにW氏の同級生であるSさんも参加したけど、実は小学校時代に塾が一緒だった。実に16年振りに会ったんだけど、正直お互い顔をよく覚えてなかった(苦笑)


■スタート〜5km
・午前中は雲が出てたが、スタートと同時に雲が晴れて陽射しが強くなる。去年と同じかよ・・・。
・【今日の戦略】:6分20〜30秒/kmで中盤まで凌ぎ、15km以降にギアを上げてフィニッシュ。
・のはずが実際は3km辺りから6分40秒/kmかかってしまい、スタミナ切れが怖くてペースを上げられない。
・ただその分体力は温存したまま走れた。


■5〜10km
・ひたすらペースを守り続ける。
・が、この辺りからスタート前に飲んだウィダーインゼリーが効いてきたのかトイレに行きたくなる。
・8km地点手前にトイレが。無徒歩完走を諦めるべきか、コンディションを重視すべきか・・・
・同じコースをもう1周するので(1周約8km)、16km手前まで結論を保留した。


■10〜15km
・風が強くなってきて方向によっては向かい風になるのでペースが上がらない。
・とは言え体力温存策が効いて呼吸自体は苦しくない。そのままついに前回足が止まった14〜15km地点へ。
・慎重を期して少しペースを緩める。
・砂利道で走りにくかったが突破。


■15〜20km
・未知の領域へ。
・ただ練習では16.5km走った事はあったので、そこまでは行けるとは思った。
・再びトイレまで来たが、そんな緊急事態でも無かったのでこのままゴールを目指す事にした。残り約5km。
・こういう状況なので+前回の反省を踏まえて水も過分に取らず、給水所で足が止まらないよう注意を払う。
・17〜18km辺りに広大な原っぱを走る心の折れそうなポイントがあるんだが、そこさえ突破すればゴールはもうすぐそこ、とその時は思ってた。
・だが残り3kmを切って段々体力が落ち、ペースが上がらない。というか下がってくる。足だけは止めないように腕を振り続ける。今レース最も苦しい瞬間。
・ここで今朝方YouTubeで視たトッテナムチェルシーの試合を脳内リプレー。
―――チェルシーDF陣を手玉にとったベイルのゴールと爆発するホワイト・ハート・レーンのスタンド―――私は高まった。
・さらにFC.bossベストプレー集を脳内上映
―――先日のフットサルで決めたミドルシュートetc―――さらに私は高まった。
・一方で20km近くになると空腹感で力が出なくなってしまった。もう少し開始前に食べれば良かったか。


■20km〜ラスト
・前回は20km地点から角を2度曲がればゴールだったが、今回は4度曲がる羽目になり、一瞬折れそうになる。
・が、ゴールゲートが見えてからはさすがにスパートする力が漲ってきてそのままフィニッシュ。


 ネットタイム2時間30分9秒。去年より10分近く落ちてしまったが、一度も歩かず完走出来たので、個人的には成功という事にしたい(笑)去年みたく、最初飛ばして時間を稼いだ方がタイムが良いというのはなかなか考えさせられるけど。


 戻ったらRAT含め皆ゴールしていて、T内は1時間40分台、ONI、arzも1時間50分台という事で、もうさすがと言うしかない。今日初めて元陸上部T内の真価を垣間見た気がする。arzも相変わらず楽し気に走って好タイム出したし、ONIなんて激務明けなのにこのタイムって何なんですか(笑)


 今回はかなりハードなレースだったけど、今度は1人5〜8km程度の駅伝とか出てみたい。お疲れさんでした。