岡山行

 上期の、より正確に言えば昨日の雑念を捨て、今日の出張は久し振りに空路を利用。7時台の便だったので5時過ぎ起床だったけど、こういう空を飛ぶ出張なら何故か許せるのは不思議だ(笑)

 
 晴天の国、桃太郎の国、ファジアーノの国に降り立った後は、午前中は協力会社に新製品の説明。その後は車に乗せて貰って一緒に昼食⇒土産購入に。
 元々一緒に行った後輩が、“せっかくここまで来たからには何か果物を土産に買いたい”とか言い出したのがきっかけなんだけど、丁度その協力会社の取引先の1つに地元市場内の青果卸があって、その店を訪問すると快く注文に応じてくれた。卸だから市価の数十%引きで、多分東京で同じ品を買ったら倍以上はすると思うような葡萄をそこで購入。
 それに感動した(?)後輩はそのまま午後一の便で東京に戻った(≒帰った)のだが、残念ながら私は残作業が有った為に会社の岡山支店に赴いて(初訪問)PCを借り、ひとしきり真面目に働いた。
 そんな煩わしい作業も15時には終わり、支店の人に岡山城と後楽園への道筋を聞いたらとても丁寧に教えてくれたので、お礼を言いつつまずは城へ。徒歩にして10分程度。大きな川を挟んで後楽園と対峙するその構図に見とれてしまったんだけど、城自体は中規模で、戦後に再建されたものだった。

 まだ時間には余裕があったのでかの有名な後楽園へ。
 
 去年金沢の兼六園に行った時はまさしく日本文化の粋、というかステレオタイプに理解される面を含めた“和の真髄”かなーと思ったんだけど、この後楽園はそれとは違って↑が示すとおり、より開放的な印象を覚えて新鮮だった。これで日本三大庭園の2つを制覇という事になるが、残り1つは何時行ったら良いのだろうか。水戸ねぇ・・・。

 
 それはともかく後楽園を散策した後はもう満足したので帰路へ。帰りの便は丁度夕刻だった事もあって富士山がとても先鋭にそびえていた。そんな富士山の御姿にて今日の“出張記”を終えたい。