ゼミOB会

 卒業してからゼミに関する行事は総スルーしてたんだが、前述のレッズサポ同期から誘われて卒業後初参加。思えば学生時代に参加したOB会は俺が日産で久保の奇跡の逆転ヘッド→年間優勝、その男が埼スタでエメルソン同点ヘッド→鹿島後期優勝阻止、を目撃した後の再会だった。で、その同期とも顔を合わせるのは5年振りだったけど、全く変わってなくて安心した。我々の代はまさしく谷間と言うべき世代で、思い起こすと、ゼミが水曜だったんでよく代表戦と被り、埼スタに行く為には間に合わないんで平気でサボってたなーという記憶ばかり。教授が覚えていてくれたのは嬉しかったけど、社会人になってから学生時代のせめてもの罪滅ぼしにゼミで使ったハイエクとかフリードマンの本を読み返したりした善行の結果だと思いたい(苦笑)
 同期は他に女子が2名来ていて、1人が既に既婚&1児の母になってたのは驚いた。何でもご主人が写真家らしく、全身から何とも言えない優雅な勝ち組オーラが漂っていた。
 終わった後、店の前でレッズサポ男と話していたら、先輩が近寄ってきた。財布の中にはマリッチラストゲームとなった天皇杯決勝のチケが。しばしサッカートークに花が咲いた。中でも印象深いのは同期男曰く「レッズは弱いのが当たり前。本当は山田暢久の、あのやる気の無いアマチュア精神(笑)こそ浦和の象徴。だから好きなんだ。」
 色々と考えさせられた。あのクラブは今後も“常勝”とは程遠い展開だろうけど、こういう人々に支えられてる限り、またいつか頂点に立つ日が来るだろう。