Sports Graphic Nu○ber

 この雑誌は、あの坂の上の雲的な日本サッカーの捉え方にウンザリして触れることも無くなって大分経つが、久し振りに手に取るとテーマこそ相変わらず『らしい』感じではあったが、トルシエジーコオシムの各通訳が揃った座談会は面白かった。各人の通訳時代の写真もあったが、それを見るだけでその監督時代の光景が思い起こされ、胸が熱くなる。日韓大会でトルシエと喜ぶダバディーとか特に。多分この人達にとっても、監督、選手、スタッフと共に世界中を飛び回った日々は、今思い返すだけで熱いものが込み上げてくるような、そんな経験だったんだろうな。読んでてそんな思いが伝わってきた。