年度変われど

 前年度末から続く現在進行形の事象があまりにも大き過ぎて実感が湧かない。先週の金曜も、春らしい陽気と街中で見かけた新入社員らしき人々でああそういえば、という程度。せっかくだから昼休みに部署の人達と近くの神田明神まで行ってお御籤を引いたら小吉だった。


リビア情勢(続)
 今度はチャドから傭兵集めと。
 これまでなら空爆⇒屈服なのだろうけど、アメリカが本気にならない限り現体制は倒れないと思う。「現職閣僚or大使が亡命」というニュースばかり聞いていると時間の問題のように思えるけど、実際は現体制派を支持する人も少なからずいるようだし、反政府軍も一枚岩では無さそうなんで、カダフィが去った所でアフガンやイラクのような内戦状態が続く予感。ただ前にも書いたけど、今まで傭兵を迎え入れて勝ってハイさようなら、なんて事例は聞いた事が無いんで、例え反政府軍勝利しても、その後の治安維持とかで引き続き居残りそうだし、そうなったらまた政情不安の火種となり・・・どっちにしろ泥沼化は避けられないか。
 ふと思い出したが、今回の内戦でボスニア紛争で活躍(暗躍)したようなPR会社は関わっているのか気になった。見た所、反政府軍は現状とてもそこまで考えが回ってないんじゃないかと思われるけど。


■朝のニュース
 朝は基本的にNHKなのだが、最近は視る時間帯の殆どが科学文化部サキヤマ記者ばかりなので(この人自体は良いのだが(笑))他のニュースも視たいなとチャンネルを変えたらズームインの後継番組がニュースなのかバラエティなのかよく分からない構成で絶句した。“情報エンターテイメント番組”なんだと。こういう構成もそうだが最近の民放のニュースは『素人にも分かりやすく』を履き違えてると思う。どんなニュース解説も簡単な言葉に単純置換して柔らかく喋ればOKみたいな。その点NHKは何だかんだ言って記者も解説委員もそういう虚飾を排している点はさすがだ。
 朝から無駄に出演者が多くて騒々しいのも性に合わないので、よりNHK一極化が進行しそう。