平成23年5月7日、親睦フットサル団体FC.bossは味の素スタジアムにて震災復興支援チャリティフットサル大会に参加した。本大会は一部メンバーがそれぞれチームを募って参戦する関係上、肝心の本体の人数が６名、しかも途中１名離脱する事が予定され、メンバーの平均年齢上昇による体力低下の影響が当初から懸念されていた。
大会ではまず午前のビギナークラスにエントリーしたものの、明らかにビギナーの次元を越えたチームが見受けられる中で、FC.bossは緒戦をスコアレスドロー、２戦目も前半終了時にリードを奪う健闘を見せた。ただ、後半からは体力の消耗は隠せず、失点を重ねるに結果となり、それは３戦目も同様で、最終的にＧＬ敗退となった。
尚、他チームを見渡すと応援メンバーが来ているチームも幾つか散見されたが、FC.bossとしてそのような声が上がる事も無く、「朝早い」、「場所が遠い」、「天気悪い」の３条件揃うと、全くそういった声が無いのが分かったのも収穫であった。
ビギナークラス
【ＧＬ】
△０−０
●１−３（得：Ｔ内）
●３−４（得：Ｔ内２、ハラＤ）
⇒ＧＬ敗退
ビギナークラス終了後、大会では現役Ｆリーガーへの挑戦と題し、３分間で得点出来たら賞品贈呈との企画があり、我々も紆余曲折の末、参戦する事となった。ここからONI、torが合流してようやく本来の姿に近付いたとは言え、試合前は現役Ｆリーガーの威光に気押され気味だった面々も、試合が始まると一歩も引けを取らない勇敢な戦い振りを見せ、ついには先制点を奪う。その後同点に追い付かれたとは言え、Ｍグのシュートに見せかけたループパス、そしてそれに反応したONIのスライディングシュートは、FC.boss史上に残る偉大な瞬間であった。
Ｆリーガー挑戦企画
△１−１（得：ONI）
企画挑戦後、一部メンバーは隣接するロイホで昼食を取って束の間の休息を取り、来るべきオープンクラスに備えた。本クラスでは前述のONI、torに加えて、Ｒちん、Ｓ田君を加えた計９名での参戦となった。諸般の事情で対外的なチーム名として某有名総合商社名を名乗る事となったが、この事は当企業の宣伝活動に繋がるものではなく、むしろこの大会の主催者にとってネガティブな意味を内包するものであった。
この時点でメンバーの疲労は極限に達しており、これ以上の負荷を避ける意味でＧＬでの敗退を自ら望む声も無くは無かったが、試合が始まるとFC.bossが本来持つ闘争本能が発揮される結果となり、また人数増による恩恵で各メンバーの能力がより効果的に発揮される事となった。緒戦はＲちん等新戦力が上手く噛み合って４−０の大勝、次戦も一度同点に追い付かれながら、直後にハラＤが左サイドから独りで持ち込んで右アウトサイドで逆サイドネットに突き刺すゴールを決め、これが決勝点となった。尚、本得点後のハラＤは勢いのままに飛び上がって拳を突き上げるなど、およそこの選手らしく無い派手なゴールパフォーマンスを見せたが、このゴールの重要度、難易度、美しさを現わしたものだと言えよう。
３戦目は相手はＧＬ最強の相手、かつ勝利のみがＧＬ突破という厳しい条件ではあったが、この時になると、朝から体調不良で早期帰宅を希望していたＳＷＴが『こうなったら勝ち進むしか無い。』と往年の熱情を露わにするなど、チームはＧＬ突破に向けて一致団結した。しかし、試合は常に先行される苦しい展開で、結果的には追い付いたものの、得失点差で２位となり、決勝Ｔ進出を逃した。
オープンクラス
【ＧＬ】
○４−０（得：Ｒちん、ONI、ハラＤ、ＳＷＴ）
○２−１（得：Ｍグ、ハラＤ）
△２−２（得：Ｔ内、ONI）
⇒ＧＬ敗退
かくして一日を通して断続的に雨が降る悪コンディションの中、合計７試合を戦い抜いたFC.bossの面々は、一部の者はそのまま帰宅、また一部の者は近隣のスーパー銭湯で疲れを癒し、来るべきＧＷの終幕に備えたのだった。
尚、今ＧＷ２連戦を踏まえた２０１１年得点ランク最新状況（ベスト５）は下記の通り
１．tor・・・１６点
２．ハラＤ・・・１５点
３．Ｙチケン・・・１３点
４．Ｔ内・・・１１点
５．Ｙ氏・・・１０点
