J1第12節 横浜M×甲府(日産)


前述の予定の為、スタジアムに着いたのは前半35分頃という始末。試合前は、
・元マリノスによる恒例の恩返しゴール被弾
・監督:三浦俊也
・昇格組に勝点を献上する毎年繰り返される優しさ
による苦戦を予想してたのだが、戸塚から東海道に乗ってる間に速報をチェックするとマリノスが早々に先制との情報、横浜で運良く横浜線直通が来て乗換えた後にまたチェックすると2−0、そして小机で降りてスタジアムを眼の前にしながら再度チェックすると3−0の文字。もしかして自分は伝説の試合(の半分)を見逃したのではないかと後悔しながらスタジアムに入場した。
 ようやく席に着き、W氏からこれまでの状況の説明を受けながら眼前に飛び込んで来たのは、大黒(?)が相手DFを背負いながら右サイドにはたき、その右サイドから渡邉千真がクロスを上げたその先に、ニアに走り込んでいた大黒が頭で決めたゴール。ここ5年位マリノスのFWというと、ポストが上手い、スピードが有る、身体能力が圧倒的、とか一芸に秀でたタイプが主流で、こういう相手の嫌なスペースを付いてゴールを奪うような生まれながらの点取り屋タイプは居なかったんで、この4点目の一連の流れがとても新鮮に映った&観ていて爽快だった。
 後半は甲府が試合を支配してたけど、マリノスも15分頃に早くも中村を下げるとか明らかに試合を流していたんで、(流したとはいえ甲府に支配され過ぎ&カウンターの決定機を何度も外したのはどうかと思うが。)これで観戦記となると試合をフルで観た時と大分印象が違うと思われるのであまり相応しくない。今日はお日頃も良い中で、4点目のあの流れるような『FWの動き』+ハーフナーの左足シュートシーンが観れただけで満足。