越南戦

 例によって情報遮断した上で残業してたんだが、帰り際(22時頃)の雑談中に隣席の人がPCを見ながら“お、日本勝ってますねぇ”
 ・・・特にサッカー好きでは無いが大きなスポーツイベントにはそれなりに興味を示す人の言だったので、今思えばこの特に何の意外性も感じられないといった静かなニュアンスがスコアを示唆していたのかもしれない。

 で、帰って録画を視たのだが、まるで欧州など海外の代表チームの親善試合のようだった。公式戦に比べてかなり低いテンション、遅いリズム、そして初めて試す組み合わせによる試行錯誤感などに。今までの日本は「レギュラー組」、「サブ組」が明確に分かれ、スタメンもそれに準じていたから、このようなレギュラー、サブが入り混じった布陣は珍しい。この場合、チームとしての動きよりも、個々人の動きや状態を注視しているのだろうな。日韓戦とか、親善試合でもテンションを高めるに相応しい相手には相応に応対するが、それ以外では完全にお試し&調整モード―――この辺の割り切り方はやっぱ欧州の人という感じ。


 まぁこういう事を続けていけば、いずれ今日みたいな親善試合で席が埋まる可能性は狭まるので、興行的にはマイナスでも、強化で言うとどちらとも言い切れないのが正直な所。公式戦になったら今日とはまるで違うテンションで臨むのだろうし、そういう切り替えの早さは欧州組が増えてきたが故の現象かなと。