J2第12節 福岡×大分(レベスタ)

barcaw2012-05-03
 福岡は数日前の予報では今日から晴れという話だったが、今日も曇り空でたまに小雨が降る天候。今日はGWにこちらに残った理由の一つであるスタジアム制覇行を果たす為、ついにレベスタへ。試合も丁度九州同士だったが、そういや去年熊本KKウイングに行った時も相手は大分だった。やはり数多くの大分サポが来ていて、例えるなら日産でFC東京や鹿島を相手にするような感じか。

 試合は福岡がボールを支配して大分はカウンター主体という展開だったが、福岡には尾亦と鈴木、大分には村井と良いボールを蹴るレフティがいたので、CKでもFKでもセットプレーでは何かが起こりそうな期待感があった。実際大分の先制点はCKからだったし。最近はJ2事情に疎いのだが、福岡には成岡や坂田以外にも古賀兄が、大分には高松や元鹿島の石神がいてびっくり。試合内容も去年夏に観たJ2の2試合より高かったように思う。中でも大分は前線が高松と森島というツインタワーで、遠目からでも明らかに別格な体付きで前で体を張ってポスト役を果たしていた。特にデカモリシはサイドに流れてのクロスとか、プレーの幅が広がっていたのが印象深い。U20代表時はハーフナーとのポジション争いに勝ってレギュラーだったので、これでゴール量産さえ出来れば一気にステップアップするとは思うのだが・・。そのゴール量産というのが一番難しいのだが。
 福岡と言えば前々から注目してる城後もいた。主に前線右サイドにいて今日は同点ゴールを奪ったけど、試合を通して特にカウンター時にボールを持った時の歓声はチーム1だったと思う。プレーを見ていると、サポの心情として何かやってくれるという期待感は勿論だが、不器用だけど一生懸命頑張る我が子を見守る親のような感覚もあるような印象も受けた。
 試合は1−1の引き分けで試合後は何とも言えない微妙な空気にはなったが、このスタジアムはメインとバックに屋根が掛かっているせいかスタンドの声がよく響き、ゴールシーンやチャンスの場面ではまさにスタンドが一気に沸騰するかのような盛り上がりだった。メインのアウェイ側には大分サポがかなりいたので、大分のチャンス時にはバクスタからでもよく聞こえるような歓声。屋根付きでしかも専スタ・・・・いいスタジアムだわ。


 帰りに天神で降り、博多どんたくをしばし見聞。もっと伝統的な踊りを披露するものなのかと思っていたが、実際は街のいたるところに設置された仮設ステージで様々な団体が伝統舞踊、フラダンス、ジャズダンス、フラメンコ、ヒップホップ等を披露するというものだった。でもやはり法被や和装を見ると祭りらしくなるな。一昨年に仙台七夕に行った時と同様に、今日も街全体が祭りモードという感じで、なかなか楽しい雰囲気だった。