最高の試合

 昨日はBSでプレミアの最終節をライブで放送してたから観てしまったが、ゴールシーン以外で印象深いのはやっぱあの退場シーンの一連の流れだな。アグエロへの膝蹴りは退場宣告後だから一見我を見失ってるようにも思えるが、よく見てみるとレッドの後意外と冷静に腕章を外してチームメイトに渡してるという。絶対確信犯だろ、これは(笑)

 マンCの控え選手(おそらくM・リチャーズ)がなだめに行くと結構落ち着いていたのだが(お互いマン・C下部組織出身でそこそこ親しいのかもしれない。)、そこにバロテッリが絡みに行った時が最高に面白かったわ。本人はマンCの誰かを道連れにするつもりだったとか言ってるが、もしバロテッリに一発食らわせてれば、絶対報復するだろうから、ベンチのまま退場⇒交代出場も無くなってあの逆転劇も無かったかもしれない。実際決勝点をアシストしたり、明らかにバロテッリが入ってから流れが良くなったし。ついでに言えばもし報復してたらそのままEURO行きも無くなってたとも思う。

 数年前に刑務所に入る前か後に出た試合(アウェイ)を視たが、出て来ただけでブーイングを浴びるような状況で薄ら笑いながら相手を挑発していたシーンがあって、その時の眼つきがあまりにもヤバく、背筋が震えたのを覚えてる。一応キャプテンという事はそれなりにカリスマはあるんだろうけど、それが間違った方向に使われた典型例か。多分古巣相手に世界中の注目を集める試合という事で血が騒いだんだろうな。