アゼルバイジャン

 出張してホテル暮らしをしていると録画という行為が出来ないんだよな。A代表のLIVE試聴は早々に諦めて夜中のU23代表戦に向けてコンディションを調整しようと思っていたのだが、まさかの飲みで危うくどちらも逃す所だった。開始前には帰ったものの、飲んで夜更かしなどしたら確実に朝がキツそうだと思いながらもついついBSを付けてしまった。まぁ結果的には視なくてもいい内容だったが。
 それはさて置き、昨日のA代表の相手がアゼルバイジャンだったというのが自分の中では結構興味深かった。サッカーではEUROやW杯予選のアウトサイダーという印象が強く、国全体でも“旧ソ連の(経済的な意味での)発展途上国”というイメージが強かったのだが、今年のU17女子W杯を開催地したり、首都のバクーが2020年の五輪にも立候補していたりと(1次選考で落選)、そういった先入観を覆す積極性で少し興味が湧いていた所にこの試合というタイミングだったもので。
 調べてみると天然資源に恵まれていてそこそこの経済成長も達成しているようだが、独裁的な最高権力者、その世襲、国内少数民族の事実上の独立、等この地域にありがちな要素もしっかり揃っていて、やっぱこの辺りは欧州(UEFA)圏内とは言え(帝政)ロシアでありアジアな面が強いのだなと思ったり。まぁ↑のスポーツ面の動きも、対外イメージを向上させる手段なんだろうな。旧ソ連には他にもベラルーシグルジア、バルト3国等一定のレベルにある国は多いので今後対戦は増えるかもしれない。今まで欧州から招待する国と言うと、中欧や東欧のEUROやW杯予選でグループ2位か3位で上手く行けば予選突破出来る位のレベルの国が大半だったので(チェコスロバキアとか何度日本に来てるのか(笑))、選択肢を増やすと言う点でも面白い対戦相手だった。