J1第6節 横浜M×川崎(日産)


 手短に。正直、川崎の決定機はあのゴールシーン以外無かったと思うが、それで1−1なのもまたサッカーか、と思い始めた終了間際にCKのこぼれを端戸が利き足とは逆の右で流し込んで2−1。開幕以来チームの中で機能してるとは言い難い端戸がワンチャンスで決める辺り、(今季類似の表現を何度も使ってる中で敢えてまた使うが)チームの勢いを象徴してるのかなと。
 印象深いのは試合後のインタビューでの端戸の佇まいで、以前はもっとチャラかったのに、話す内容や言葉を選んで話すその仕草そのものに成長を感じた。去年のレンタル中も、twitter等でも主力を自覚した言動が目立ってただけに、それが今も続いてるのが良いな。今季は未だチーム内で機能しておらず、故に現時点ではベンチスタートが相応しいとは思うが、怪我など不運に襲われない限りは必ず報われるはず。

 その他富澤の先制点は形といい、時間帯といい、去年のビッグアーチを思い起こさせた。前半終了間際にCKからニアに飛び込んだ富澤のヘッドーーー完全に1つの形になっている。