U20W杯予選敗退の重さ

DF 26 西野貴治選手がプロA契約へ移行

 この選手今季レギュラーになった今年20歳のCBだけど、こういう新しい選手の台頭を見るにつけU20W杯で予選敗退した重さを実感する。
 この世代は1年で大きく化けるから、U18〜19(予選)の頃にクラブで試合に出れず、代表に無縁でも、翌年一気にレギュラーを勝ち取って成長し、U20本大会メンバーに選ばれて国際経験を積むチャンスがあった。この選手も去年のアジアユースは代表では無かったけど、今なら代表入りの可能性が高い。一応本大会に出れずともU20代表を結成して何処かの親善大会に出たりはするようだが、FIFAの公式戦とは経験値が違うしな。まぁ過去2世代、つまりロンドン世代も全く同じ状況(U20出場権獲得失敗)だったが、U20で親善試合を幾つかこなしてU21で正式に五輪代表結成という流れで、一応五輪4位という結果は出したけど、U20W杯に出ていればもっと成長する選手はいたかもしれない。
 今のガンバは長谷川健太が清水時代に青山や岩下を育てた実績が有り、かつコーチにシジクレイとCBには良い環境なので、この選手には期待してる。