ナビスコ杯GL 横浜M×磐田(三ツ沢)


 今日は19:30開始と社会人に優しい時間帯ではあったが、横浜駅に着いた時点で既に19:25で、現地に着いたのは開始約20分後。

 今日は水曜開催ながら珍しくベストメンバーだったが、勝てばGL突破のチャンスが生まれて、6月の中断まで今日含め4試合と言う事で最後の一踏ん張りという事かな。前半は0−0だったが、後半に一気に3点取って最終的に3−0で快勝。その3点というのがまたらしい展開だった。
【1点目】
 中盤で相手のパスミスを拾って齋藤が左からドリブルで内に切れ込むとみせかけて後ろに流し、それを中町が左足でクロス⇒マルキーニョスヘッド。後ろに流した所にドゥトラでなく中町が左に流れていたという辺りに、コンビネーションの深さを感じさせる得点。
【2点目】
 これも高い位置で奪ったショートカウンターから藤田⇒齋藤と繋いでゴール。前節の名古屋戦みたいな手数を掛けない十八番の形。
【3点目】
 2点目の直後、最終ラインで伊野波からボールを奪った中村がそのまま1対1を冷静に沈めて止めのゴール。直後、伊野波は金沢と交代し、後ろにいた磐田好きらしい男から「懲罰交代ww」と嘲笑されていた。

 磐田は去年リーグで4−0で勝った時同様、どうにも綺麗な形に拘り過ぎだった。時々流れるようなパス回しを見せるのだが、最後のフィニッシュが力不足だったり、単純なクロスで終わったり。マリノスとしてはその方が楽で、思い切ってシュートを打ったり泥臭く守備で粘られる方がやりにくい。名古屋戦も相手が綺麗に繋いでくれたお陰で守り切れた面はあったし、柏戦は相手がシンプルに思い切りよくシュートを打って来たのが失点に繋がった。関塚氏が後任の有力候補らしいけど、志向が今までの磐田色から遠くて受け入れられるかという面はあるにせよ、シンプルさ、泥臭さという点では良いと思う。

 帰りに友人の車で片倉町にあるとんぱた亭という家系ラーメン屋に行った。行くのは初めてだが、日産スタジアムにも出店している。青みがかった器や具のホウレン草がいかにも家系だった。ただ麺は妙に真っ直ぐというかチャンポン麺みたいな形、食感で、個人的には吉村家や大桜がやっぱ良いな。