J2第18節 神戸×千葉(ノエスタ)


■神戸行
 今週末は日曜に大阪で友人の結婚式が行われる為、以前から前泊→関西観光を思案していた。J2は6月も通常営業なので、それを考慮して日程を探ると、J2関西勢は神戸のみホーム戦と分かり、神戸行決定。神戸は京都、大阪に比べあまり行った事は無かったので丁度良かった。
 どうせ行くなら普段行かなそうな場所と思い、六甲山に登る事にした。まず三宮で荷物を預け、そこから電車、バス、ケーブルカー、さらにバスを乗り継いで六甲ガーデンプレイスという場所へ。あまり予備知識が無く、こちらで言う高尾山の様な場所をイメージしていたのだが、登ってみると想像以上にレジャーランドとして開発されているエリアだった。

ホテルや遊園地、レストラン、オルゴールミュージアム等の施設が山の各所に点在し、ドライブでも、山歩きコースとしても楽しめて、高尾山よりむしろ箱根に近い。実際、バスで展望台に着くと、車で来た人や、トレッキング姿の人が混在していた。
 展望台から神戸市街を望む。

 去年行った釜山でもそうだったが、港町を旅行するとつい横浜との相違点を考えてしまう。神戸の場合、この海と山の近さは横浜には無い。
 山を下りた後は三宮に戻り、センター街を軽く散策した後、ポートタワーへ。

 ポートタワーからの眺望。

 今度は海側から山を望む形だが、山が近い中に高層タワーマンションが立ち並ぶ景観は何とも独特で印象に残っている。

■試合
 ポートタワーからは地下鉄でノエスタに向かい、同じ前泊組の友人達と合流し神戸×千葉を観戦。ここは5年半ぶりだが、この適度な規模感とアクセスの良さはやはり素晴らしい。
 神戸はJ2優勝争い中という程度の事前情報しか無かったのだが、J1時とサッカーが変わってないのにまず驚いた。繋ぐよりはサイドに大きく展開し、守りを基本に、前線のタレント(主にドリブラー+CFタイプ)数名でカウンターという形。J1ならともかく、戦力的に優位なはずのJ2でもこのサッカーはどうなのかという気もする。ポポと小川がサイドを突破しないと点の匂いがしないのだが、特に左サイドの小川が、浦和のペッカー時代の原口と被って仕方無かった。ドリブルしても味方のフォローが少ない中で、若くしてチームの重責背負わされてるのに少し同情してしまうが、若い選手はこうやって成長して行くんだろうな。ゴール前に飛び込んで反転ボレーで1点決めたのはさすがだった。
 アウェーの千葉はボールを大切にして展開するサッカーで、神戸より余程見応えがあり、神戸に2度先行されながらも追い付いた。内容的には逆転してもおかしく無かったが、勝負弱さに定評のあるこのチームからして多分それは無いなと思っていたら、やはり引分けに終わった。

■試合後
 宿は大阪なので試合後に移動し、友人と一口餃子→串揚げコースを満喫した。宿に向かう前にJR大阪→地下鉄東梅田で乗り換えたのだが、地下街が迷路の様で軽く迷いかけた。関西の人からしたら新宿、渋谷は迷宮らしいが、大阪・梅田も相当だわ。