TV観戦

 鹿島スタジアムは10年近く前に一度行ったきりなのでまた行ってみたいとは思うんだが、夏の夜試合はハードル高いな・・・スタジアム名物モツ煮込みが体に染みる秋の昼開催なら日帰り車旅を決行するんだが(笑)

 と言う事で昨日はBSでも中継されたものの某友人宅で他会場を見つつのスカパー観戦。以下雑感箇条書き。
・逆転負けは今季初。まぁゴールライン上で2度も鹿島のシュートをクリアした後に先制した時は、今季はこういうパターンが多いから何だかんだで2−0もしくは2−1で勝つかなと思っていたのだが(苦笑)今日に限った話では無いが、やっぱベンチに点を取りに行くカードが無い。昨日はファビオを前線に置いて放り込みを狙った以外はサイドハーフに奈良輪を入れたのだが、この奈良輪の投入はリード時と同じパターン。要はビハインド時にゴールを狙う交代では無いのだが、それ位しかテコ入れ出来ないという事。
※ハイライトを見たらDFのライン上クリアは先制前後1度ずつ。訂正。その他前半に大迫が中澤を振り切り榎本もかわし掛けてシュートするも、榎本がよく手を伸ばして防いだシーンも有った。

・大迫の2点はどれも中澤が付いていたが、簡単に大迫までパスを通され、ドリブルさせた守備全体の問題だったと思う。富澤が欠場したが、普段いかにこの人のフィルターが効いてるかを実感した。以前も書いたが、今のマリノスは各個人間のコンビネーションが生命線だが、中でも富澤ー中町ー中村のバランスは中村ーマルキーニョスと同じ位重要な要素。

・中澤個人については、今季ここまでチーム全体の守備で相手の動きをある程度限定し、後は経験から来る読みの鋭さで補っていたが、あそこまで露骨に俊敏な相手と渡り合うのはさすがに苦しい。こう書いてて気付かされるが、代表の守備も(CBの責任も勿論あれど)中盤含めた全体の守りが緩んでるのが問題なのかなと。今野、吉田は中澤とはまた違うタイプだが、CBが常に1対1に曝されると言う意味では同じ。

・これで大迫はリーグ11点か。プロ入りからリーグ戦ゴール数は
 3⇒4⇒5⇒9⇒11
と毎年着実に伸ばしてる。継続性という意味でまだ代表定着には足りないと思っているが、今日みたく苦しい時にゴールを決めて勝利に導くというのは着実に成長してるんだろうし、それは素晴らしい。15ゴールと言わず、毎年20点取る位に到達して欲しい。

・鹿島のメンバー表を眺めていて、ここもマリノスに劣らず平均年齢高いな(特にベンチ)と思ったのだが、途中から入った本山が良い仕事をしていた。この選手に前線を掻き回されると常に苦戦する。これは2010年のリーグ戦アウェイの試合だが、この時の印象が強烈。