西武ドーム(2度目)

 まさか今年もう一度行くとは思わなかった。今日は菊名から東横〜副都心〜西武で行ったのだが、途中一度乗り換えただけで西武球場前まで行けた。尤も乗換時間20分と合わせて菊名から1時間50分ほど掛かったのだが。
 1〜2戦は大差が付いたが、今日は逆に1回からゼロが並ぶ展開だった。どちらも同じ様な内容だったが、ロッテが5〜6回のソロホームラン2発でリードし、最終的に4−1勝利で勝ち抜け。涌井が2点3塁打を打たれて大勢は決してしまった。この投手も数年前ほどパッとしないけど、横高〜西武ラインは松○と言い、自己管理の甘さで崩れるパターンが多い。サッカーで言うと鹿島は首都圏から遠くて遊びに行ける距離では無いのでサッカーに集中出来、それで若い選手が育つ、なんて事が言われるが、所沢はそこまで遠くないからつい都心に遊びに行ってしまうのだろうか(苦笑)
 ロッテはシーズン3位だったが、2位西武とは1ゲーム差と殆ど差が無かったので、特に番狂わせという程でも無いな。優勝の楽天とは8.5ゲーム差だが、これも田中1人で全貯金を作ってるようなものなので、どうなるかは分からない。加えて星野は中日、阪神時代の日本シリーズに勝てず、それから五輪もメダルを逃したように短期勝負に弱い。
 アメリカンスポーツは欧州より「公平性」重視で、やり方次第でどのチームにも優勝出来る可能性を残しているのが特徴と思うが、日本の野球だと、セリーグブンデスに例えると6チームの中にバイエルンドルトムントレバークーゼンの様なCL常連組と、ブレーメンヴォルフスブルクフライブルクといったEL出場権取れれば大成功というランクが混在してる様なものでかなり歪な構造なのだが、パはその点アメスポの原則に忠実で、来年は今年の順位がそっくり逆になる事も有り得る位にどのチームが優勝してもおかしくない。

 帰りの池袋行きの特急の中でふとそんな事を考えていたが、いつの間にか寝落ちしていた。