W杯予選

■欧州
ボスニア・ヘルツェゴビナが初出場。ずっとクロアチア、ユーゴ(現セルビア)に続くと言われていながらスロベニアが先にW杯に出たり、南アW杯、EURO2012と連続でポルトガルプレーオフで当たるクジ運の無さも有ったりしたがめでたく初の大舞台へと。

■南米
ウルグアイプレーオフ行き。ここは毎回プレーオフに出てるなと思ったら日韓W杯予選から4回連続なのか(笑)過去3回は2勝1敗で、その1敗はドイツW杯予選でヒディンクの豪州に敗れた。今回はヨルダンだし、さすがに勝ち抜くだろう。

■北中米・カリブ海
・先日、メキシコはゴラッソで勝っただけに勢いに乗ると書いたが、最終節はコスタリカに負けた(苦笑)まぁアウェイだったが。さっき知ったのだが、同時刻のパナマ×アメリカはロスタイムまでパナマが2−1でリードしており、そのまま終われば

4位パナマ 勝点11得失差−2総得点10
5位メキシコ勝点11得失差−2総得点7

パナマプレーオフに回り、メキシコは敗退していたらしい。しかし予選突破を決めていたアメリカがロスタイムに2点決めるという奇跡が起きて最終的には

4位メキシコ勝点11
5位パナマ 勝点 8

でどうにかメキシコはNZとのプレーオフに進出した。得てしてモチベーションが無いというのは実は余計な重圧が無いのと同じで、そういうチームがこんな結果を導いたりする。プレーオフはというと地力はメキシコが上だがこの予選を見る限り1点勝負になってアウェイゴールで敗退、と言う事も十分考えられる。アウェイ0−1、ホーム2−1とかで。

 ウルグアイは上述の通りプレーオフ常連なのでまぁ意外では無かったが、メキシコの苦戦は未だに信じ難い。どちらも先日コンフェデに出ていた、つまり大陸王者でもあるし。ただまさにそれが今回の苦戦の原因なのかもしれない。今の日本もそうなのだが、この3カ国が各大陸で優勝したのは2011年初頭〜夏にかけてだが、それから2年〜2年半が経ってチームのバイオリズムが低下しているのではないかと思う。同じメンバーで戦ってきたが故に相手に研究されていると言う事もあるし、選手個々人も年齢的な衰えや怪我、クラブでの出場機会減少等でコンディション低下しているという事情もあるはず。まぁスペインみたいな国もあるがあれは別格で。
 言い換えれば調子が底に落ちたと言う事はまた上がるしかない訳で、本大会まで試せる手は何でも試して6月にまたコンディションを高めてくれと言うしかない。