公式応援ソング

 W杯になるとここ最近は日本でも公式応援ソングが作られている。
06年ドイツ大会:Samurai Blue/ZZ
10年南ア大会:VICTORY/EXILE
14年ブラジル大会:勝利の笑みを 君と/ウカスカジー
確かに(06年はともかく)面子は豪華だし、楽曲としての完成度も高いと思う。ただFootball Anthemかと言われると・・・という感じなんだよな。あまりに真面目に曲を作り過ぎているとでも言うか。

 イングランドでも公式応援歌は駄作というのがネタ化しているものの↓の2曲は良い。特にThe great escapeは懐かしきセリエAダイジェストでの中田のテーマだっただけに。
EURO96:football's coming home

98年フランス大会:The great escape

そんな中でドイツが実は94年大会で公式ソングを作ってたという。しかもあのVillage peopleと代表選手とのコラボ。
94年アメリカ大会:Far Away in America/Village people

 曲の良さもさることながら、マテウスクリンスマン、ザマー、メラー、へスラー、コーラーetc海外サッカーに興味を持ち始めた頃に“世界王者”だったドイツの面々が並び歌う姿はそれだけで見入ってしまう。当時は選手の名前をそれがテストの必出問題であるかの如く必死で覚えていたものだった。よく映像を見ると若き日のツィーゲやベアンスの姿も。
 そのアメリカ大会では結局ベスト8に終わって徐々に世代交代という問題と共に停滞していった記憶と、Village peopleのGIコスプレのメンバー(ポジションは右端)が元FC東京のルーカスに激似というのも含めて懐かしく、面白い映像だった。当時から既にベテラン揃いと言われてたドイツの面々の最年長(マテウス、ブレーメらの33歳)と今の自分の年齢がそう変わらないという事実に多少ショックを受けつつ。