ブラジル大会メンバー予想結果発表

 代表が発表された。このブログが迎えるW杯もこれで3度目か(感慨)。選考については予想段階から色々な楽しみ方があるが、当ブログでは毎回大会終了後に次回大会メンバー予想をしているのでそれと比較しつつこの4年間を振り返る。

【ブラジル大会メンバー予想(2010年7月実施)】

GK:川島、西川、川口
DF:槇野、吉田、今野、青山(直)、長友、内田、酒井、徳永
MF:長谷部、本田(圭)、香川、米本、柏木、本田(拓)、金崎、幸野
FW:岡崎、森本、渡邉、宇佐美

⇒結果:的中11名/23名

■GK
ご存知のように私はあまり権○をあまり買ってないので(苦笑)第3GKはベテラン枠にした。川口なら2014年時点でも現役だろうと思っていたけどさすがにもう代表には厳しかったか。若い世代のGKを見ても、これはと言う人材がいないので、ロシア大会も川島、西川に頑張って貰わないと。

■DF
ここで書いている「酒井」とは高徳の方で、南アのサポートメンバーにも選ばれて当時から有望視されていたのだが、宏樹の方は当時J2にいた柏でレギュラーを取ったか取らないかの段階だったはずなので、まだ存在も知らなかったと思う。CBが吉田、今野は当たりだがその他は外れ。(メンバーには入れてないが一応森重の可能性も考慮はしていた。)槇野、徳永は東アジア選手権で代表だったし、国内組トップクラスの評価ではあるんだろうけど、特に槇野はあのミシャサッカー故にCBでなくSBと見做されてしまった。青山も北京五輪代表が始動した頃(06年)は86年組で最初に代表入りしたり、世代のトップ集団だったのだが。

■MF
長谷部、本田、香川以外大外れ。米本は怪我さえなければ今の山口と立場が入れ替わっていても(ロンドン五輪代表→代表入り)おかしくなかったと思う。柏木、本拓はアジア杯の頃までは代表だったが怪我もあり、その後徐々に呼ばれなくなった。金崎など今ポルトガル2部という。幸野については個人的に2年後の五輪出場資格のある若い選手を入れたかった為だが、現時点でもまだ21歳。まだまだこれからだな。

■FW
 森本・・・。この選手も怪我でキャリアが大きく変わってしまったタイプと言えるだろうか。思うに10代の頃からあまりに試合に出過ぎ、あまりに早く海外に行ってしまった故だと思う。ヴェルディ時代など16歳でほぼレギュラーだったし。ゴール量産していたならまだ分かるが、それほど点を取って無い間もスタメン出場を続けたのが負荷となったのではないかな。ヴェルディが焦らず出場時間を管理してしっかり育てていればまた変わっていたかもしれない。
 宇佐美も開幕前の怪我が無ければ、もう少し可能性はあったと思うが、この4年間だけでもバイエルンホッフェンハイムロンドン五輪で不発→ガンバ(J2)に復帰→J2無双で昇格、てなかなか濃いサッカー人生。前回予想時にも書いたが、伸び悩んだ有望株がようやく復活のきっかけを掴み始めたという点で丁度当時の柿谷の様な立場にあるので、これからに期待したい。渡邊千真はあの弾丸シュートといい“9番”の似合うFWだけに好きなんだが、シーズン二桁取ったと思ったらレギュラー落ちなど波の多いキャリア。それだけに岡崎が代表では着実に実績を重ねて、ついにブンデスで15点取れるまでになったのが驚異的だ。実はこの2人は同じ86年生まれなのだがそう見えないのは何故だろうか(笑)

 こうして振り返るとこの4年間が色々思い出されてタイムカプセルを開ける様な感覚。選ばれたメンバーについてはまた後日に。