U22ベトナム戦

 昨日はフットサルから帰った後、U22のベトナム戦を視た。ベトナムの監督があの三浦俊也と言う事で、ラフプレーの多さを除いては、20年以上に日本と対戦した強豪国の気分とはこういうものだったんだろうなと。昨日の日本から見ても、ベトナムはよく組織されて決定機も一度作られたが、全体を通しては力の差は明らかでしっかり勝利出来た。また個々の選手を見ても、実況に“ベトナムのメッシ”と連呼されていた10番は、ボール扱いには長けているようだが試合であまり脅威ではないという点で、昔日本によくいた(今も完全に居なくなった訳ではないが)タイプを連想させた。

 その実況だが、昨日担当したフジ青◎アナは各方面から不評だったらしい。とにかくうるさいと(苦笑)この人はサッカー好きなのは伝わってきて嫌いになれないのだが、思うにその情熱のベクトルの方向がズレてるんだろうな。昨日の実況で本人が語っていたように日本だけでなくベトナムもしっかり取材もしているし(他の日本のメディアはあまりいなかったようだ。)、蓄積されたサッカーの知識はアナウンサーの中でもかなりある方だと思うのだが、彼の本分はあくまで実況アナウンサー。実況であまりに知識+彼の思いを出してしまうからアナウンサーの領域を越えてしまっている。実況ではなくライターとしてなら良い文章を書けるのではないかと思う。個人的にはフジは実況よりも清水●彦の陰鬱な語りには勘弁と言う感じなので、昨日は山口素弘で良かった。