決勝後

 ネットと午前半休で視ていた友人の実況で経過は追っていたが、予想も付かない展開だった。さっきようやく録画を視たが、最初のCKで、高さがある分普通に入れてくると思いきや低目のゴールから離れるようなボールを入れてきて、裏を掻かれたのが、混乱を招いてしまったのかなと。最初のあの16分はブラジルW杯のブラジル×ドイツ(6分で4点)を思い起こさせたが、誰も交代せずほぼ無抵抗に前半を終えたブラジルと違って、今回は前半中に交代カードを2枚切ってどうにか流れを変えようとしたのは伝わってきた。結果的にそこから一時的に2点差まで詰められた訳で。

 5点目を取られた後もチャンスは幾つかあったが、視ていて頼りになるのは宮間、鮫島ら中堅・ベテラン選手ばかりで、岩渕、菅澤など若い選手、今回が初大会の選手が最後の一粘りが無いのが気になった。岩渕は前回も経験して年齢の割に経験はあるはずなのだが、少しプレーが淡白というか、簡単にボールを失い過ぎていて相手にとってあまり怖くないプレー。昨日書いた下の世代の台頭の遅れというのはこういう所にあるのかもしれない。

 まぁでも08年以降

2008:北京五輪4位
2010:中国アジアカップ3位
     広州アジア大会優勝
2011:ドイツ女子W杯優勝
2012:ロンドン五輪2位
2014:ベトナムアジアカップ優勝
2015:カナダ女子W杯2位

と五輪以外全ての世界大会、大陸大会を制覇した黄金期なのは確かなので、次は世代的にその最後の大会になるであろうリオ五輪の予選突破を。