チケ価格について

 今日は川崎とドルトムントの試合があって、ドルトムントが6−0で圧勝したようだが、友人も観に行っており、メインスタンド中央で香川のドルトムントユニも付く結構グレードの高い席だったようなのだが、それを聞いてふと自分がこれまで観戦した中で最も高額な試合は何だったのだろうかと思った。席種自体は高額でも招待券、という場合もあるので、実際に費やした金額が最も多かった試合。

 基本的にJを観る時はどの試合もそこまで高く無い。消費税率UPの影響で全体的に少し値上がり傾向にはあるのだが、マリノスのホーム戦ならここ5年程年チケで、毎年数試合行けない試合を差し引いても結果的に1試合当たり2000円を切る価格で観る事が出来ている。またアウェイの試合も基本は2000〜2500円程度の自由席、少しグレードが上の席(大抵メイン/バックのアウェイ寄りが多い)の場合もあるが、それでも価格が3500円ぐらいで4000円を越える事は無いな。これはナビスコ杯や天皇杯の決勝といったステータスの高い国内クラブ戦でも同様。
 次に代表戦だが、これも結構安い。ゴール裏なら2000円台、最近はそれより少しグレードが上の席で観る事が多いが、価格帯が幅広いので3500円程度出せば日産や埼スタのメイン/バックの隅辺りで観る事が出来る。
 そんな中で値が張るのはFIFAが絡む大会、つまりはW杯、クラブW杯(旧トヨタカップ)だな。こういう大会は日産スタジアムを使う事が多いが、普段マリノス戦で2500円程度で観れる場所が倍以上に跳ね上がるので、元々トラック付きで決して観易いスタジアムではないだけに例えバルサとか観たいチームでも今はもうそこまで金を出す気になれない。(勿論これは個々人の価値観の問題だと思うが。)面白いものでこれが代表戦だと相手がドイツ、ブラジル等有名チームでも上記の通り4000円以内でそこそこ良い席で観る事が出来るのだが、そこはさすが「FIFA」の冠って事か。まぁ今思えばこのボッタくられた金の一部はこの前逮捕された幹部達の懐に入ってたんだろうなと思うが。
 という感じで記憶を辿るとトヨタカップ時代の01年バイエルン×ボカ@国立、またクラブW杯での06年のバルサ×インテルナシオナルと07年ボカ×ACミラン(共に日産スタジアム)は8000〜9000円位した記憶があるが、それがこれまでの最高記録かな。

今年の年末はまたバルサが来るが、3年前にチェルシーコリンチャンスが対戦した時は試合前に大勢のコリンチャンスサポで盛り上がるスタジアム周辺を散策するだけで十分面白かったので、今年もそうしたい。出来れば南米王者もコリンチャンスみたいな熱い所を希望。今勝ち残ってる中ではアルゼンチンのリーベルとか。またこういった試合は周りはいかにも初めてサッカーを生で観たっていう人々が多く、妙にお行儀が良くて窮屈な感覚もある。前回の日本開催時は開催国王者枠で出た広島の試合の招待券を貰って観たのだが、あの試合は普段のJ観戦の感覚に近くてリラックスして観れた。