アフガン戦

雑感をば。
・今のサッカーだと相手がゴール前に引き籠るホーム戦より、どんな相手でも少しは攻めてくるアウェイ/中立地での試合の方が結果は出易いのかもしれない。早い時間に先制出来た点、試合を重ねて崩しのコンビネーションが高まってきた点もあるだろうが。ただ今後の最終予選、その先の本大会を見据えれば、アウェイ/中立地で強さを発揮するのはむしろ良い傾向。

・試合前から中継のT△Sが「完全アウェイ」を煽りまくっていたが、実際はメイン/バックが多少埋まってる程度で失笑。むしろ来月に同じスタジアムでやるイラン戦の方が親善試合ながらアウェイ感が強いだろうな。アジアで5万以上入った中でのアウェイの空気を味わえるのはイラン、韓国、後は豪州、サウジくらい。中国も人数は多いだろうが、実力を考えるとこの4カ国かな。このアザディ・スタジアムでのイラン戦と言うとドイツW杯予選を思い出す。イランもダエイマハダビキアハシェミアン、ネクナムとかタレント揃いで負けたけど痺れる試合だった。

・岡崎は1トップだとどこか動きにくそうな印象で、ザック時代の2列目サイドの方が生き生きして得点率も高いように思うが、今の布陣だとあの献身性は捨て難くやっぱ1番前に置く他無いという。ポストが出来る足元の技術、それに高さ・強さ・献身性も備えるイブラヒモビッチみたいなスーパーFWなど今の日本にいないしな。高さ・強さという点では新潟の指宿、マリノス伊藤翔辺りがもう少し点を取れるようになったら面白いと思うが・・・。水戸にレンタル中の鈴木武蔵はポスト役になるにはあまり足元が上手く無い。かつて新潟時代の矢野貴章がそうだったように3トップのサイドで活きるFWではないかと思う。

・この2連戦が終わって主な選手の代表試合数は以下の通り。

岡崎 :95試合46ゴール
長谷部:92試合2ゴール
長友 :83試合3ゴール
本田 :75試合31ゴール
香川 :73試合23ゴール

岡崎はカズの55ゴールまであと9ゴール、そして長谷部と共にいよいよ100試合の大台が見えてきた。そして何気に本田も歴代5位の31ゴールで、香川も今日の2ゴールで高原に並んだ。今年は10〜11月にそれぞれ2試合の残り4試合。