J1第33節 鹿島×柏(カシマ)


 今日はJ1の33節でマリノスはアウェイで仙台戦だが、日曜だし仙台は過去何度も遠征して色々行き尽くした感もあったので今日はDAZN視聴かなと思っていたところに、友人から去年のGW同様鹿島戦のチケがあり、車も出してくれるという誘いが。埼スタ行の翌日だったが、折角の機会なので乗っかる事にした。
 前夜埼スタから家に帰ったのは日付が変わる頃だったが7時に起床し、8時過ぎに近所のコンビニで友人車と待ち合わせ。昨日に続いて好天に恵まれたので昨年GWと同じく良いドライブだった。早めに出発したので懸念された渋滞も東関道の終点、潮来IC直前で少しハマった程度で、高速を降りた後も迂回路を使って渋滞知らずでスタジアム近くの駐車場に到着。例によって管理人のオヤジさんからスナックの小袋を人数分貰うオマケも付いた(笑)
 11時前に着いたので少し早い位かなと思っていたのだが、スタジアムに入ると既にかなりの人数でスタグルはどこも長蛇の列だった。コンコースを色々回って今回は洋風のトマトモツ煮をば。

モツ煮というかシチューの様な感覚だったが、付け合わせのミニトーストのアクセントが効いていた。

 鹿島は今日勝てば優勝決定、引き分けならば11/29開催の浦和×川崎(ACLにより順延)の結果次第という状況で、一方の柏はC大阪と3位を争っているがセレッソが今日勝てば4位以下が確定し、ACL出場は天皇杯の結果如何となる(12/23の準決勝でマリノスと対戦)。試合は開始から両チーム共に激しい寄せで相手の自由を奪うサッカーで、前半はシュートが枠内に飛ぶシーンは少なかった。決定機と呼べるのは前半半ばにレアンドロが左45度から撃ったミドルくらいで、これはGK中村がセーブ。柏も左サイドを中心にカウンターから何度か様々なパターンのクロスを入れていたが、中で合わなかった。
 後半は鹿島がより攻勢を強めていく。柏を押し込む時間が続く様になったのだが、柏守備陣が集中して守っていたので柏ゴールに近付くほどシュートやパスに割ける時間も空間も限られていた。ただそんな中でもレオ・シルバレアンドロが独特の間合いでドリブルやフェイントを仕掛けてシュートチャンスを作り出していたのだが、そうしたシュートは悉く中村航輔がセーブ。そんな中で後半半ばにはアーリークロスから左サイドを走り込んだ遠藤のボレー、CKから昌子のヘッドと鹿島の決定機が続いたのだが、遠藤のボレーは中村がセーブし、昌子のヘッドはバー直撃でゴールならず。遠藤は先月の日産での試合には出場せず、プレーを観るのは久々だったがトラップ1つで相手をかわすテクニックなどボール扱いの上手さは相変わらずでセットプレーのキッカーも務めていたが、先ほど述べたボレー以外にゴールに繋がるパスやシュートは少なかった。友人は中村充孝(今日は出場せず)を観たかったと言っていたが、もしかしたら中村の方が攻撃に変化を付けられたかもしれない。
 その後も鹿島が支配する時間が続いたのだが、最後まで柏ゴールを割れず0-0で試合終了。ゴールは入らなかったが、お互い相手の攻撃を最後の一線で食い止める守備の激しさとそれをかい潜ってシュートに持ち込む個々のセンスがせめぎ合う好試合だった。これで優勝争いはひとまず11/29の結果次第となり、3位争いはセレッソが勝利した為に柏は4位以下が決まった。柏は前節も磐田相手に勝利したとは言え、ホームで押され気味の内容だったようだし、9月に日産でマリノスを対戦した時よりも調子を落としている感がある。守備陣は強固だし、クリスティアーノやD・オリヴェイラら前線の破壊力もあるが、その間を繋ぐ中盤の司令塔不在という印象を受けた。

 13時開始なので試合が終わってもまだ15時。ホーム最終戦なのでセレモニーを観る人が多かった故か駐車場からもすんなり出られて帰路に就いた。途中やはり千葉の湾岸沿いや首都高で渋滞にハマったりもしたが、18時過ぎには家の近くに到着。まさか3年連続鹿島に行く事になるとは思わなかったが、楽しいドライブだった。