J1第6節 横浜M×磐田(日産)

barcaw2017-04-08
■花見
 桜もようやく満開と言うことで今日は試合前にスタジアム近隣で花見でもしようと思い、早めに家を出て港北ICやIKEAの傍にある緑道へ。

 小川の両脇を桜並木が数百メートルに渡って続いており、途中チューリップも植えられている。川の両脇の桜というと目黒川が有名だが、あまりに人が多くなり過ぎてしまった目黒川とは違い、地元民が集う落ち着いた空間なのがまたいい。ここは数年後には東名青葉ICまで伸びる高速道路の高架が上を跨ぐことになるので、今の姿を見ておけるのもあと2年、いや来年が最後かもしれない。小雨がパラつく天候だったが、それもまた風情があった。

 花見の後はスタジアムまで歩いて向かったのだが、近そうに見えて港北ICから約2kmと意外と距離があった。

■試合
 この試合は25周年記念試合という位置付けのようで、試合前は場内暗転からのこれまでの名場面映像や春畑道哉による“J's theme”生演奏といったイベントがあったのだが、やっぱ良い曲だよなぁ。20年以上経っても色褪せない。ついでに言うと春畑氏自身ももう50を越えているのに年齢を感じさせず若々しい。生演奏といいつつエアギターぽかったのはまぁご愛敬と言うことで(苦笑)曲と言えば今季から入場曲になった公式アンセムも曲自体は良いのだが、これから試合に向けて気持ちを昂ぶらせていく、といった類のメロディではないんだよな。どちらかと言うと試合後に余韻に浸る時に合う曲だと思う。

 今日は磐田ユニを着た中村俊輔が横浜にやって来るという試合でもあったのだが、磐田は細かくパスを繋いでいかにもこの選手好みのサッカーだった。というより早くも自分好みにチームを染めたと言うべきかもしれないが。相変わらずパスセンスは素晴らしかったが、他の選手もこれまでなら苦し紛れに蹴り出していたような場面でも落ち着いて味方に繋いだり、体の向きとは違う方向にパスを出すといった小技を駆使したりと、自信を持ってパスを回している印象を受けた。去年までは繋いでは来るがマリノスゴールに近付くプレーは無く、あまり怖さは無かったのだが、今日はそれとは異なり、サイドに展開してから何度かゴールに迫ってきた。アダイウトンが途中出場して左サイドから仕掛けるようになった後半は特に。
 マリノスは新潟戦に近い内容と言うか開幕2戦当時の動きは消えていたのだが、齋藤の2アシストで勝利と。やはりこの選手は球離れが早いと良い結果を生む可能性が高くなるが、この内容が続くなら、今後も1点勝負のギリギリの試合が続きそう。新潟戦から△→●→○だが、まさに勝ち負け引き分けの可能性が等しく3等分されたような状況。1点勝負なので先制されると苦しい。そういう中でセットプレーからの失点が最近多いので、そこは改善ポイントだな。

 試合後は溝の口経由で帰路へ。天候の影響もあったがこの時期はまだ朝晩は冷える。