J2第10節 水戸×町田(ケーズデンキ)

barcaw2017-04-29
 関東のJスタジアムで唯一行ったことの無かったこのスタジアムにも、ようやく行く機会が巡ってきた。例によって観光とセットで考えていて、最初はベタに偕楽園を観てスタジアムに向かおうと思っていたのだが、色々調べると水戸からそう遠くない海沿いの那珂湊には市場があって海鮮物が食べられるという事だったので7時の特急で上野を出て向かった。途中勝田駅で三セクの鉄道に乗り換えたのだが、てっきり改札を出て乗り換えるものと思っていたら全く駅が見付からず、色々歩き回った末に実はJRの上り線ホーム上に専用改札があるのを知った。

 よく見たら一応JR改札内にも表示はあったがかなり分かりにくい。まぁそんなこんなで電車で15分+徒歩10分程度で市場に到着。

 まだ朝食を食べていなかったので、まず屋台のホタテ焼きを食し、その後はレストランで海鮮丼をば。屋台は他にもウニや牡蠣も売られていて、朝の9時過ぎながらかなり人が来ていて賑わっていた。

 その後は駅に戻って水戸に向かい、偕楽園へ。これで兼六園後楽園と合わせ、日本の三名園を制覇。この庭園は敷地の脇を常磐線が通っていたり、線路を挟んで南にある千波公園との境がが分からず、どこからどこまでが庭園なのかよく分からなかったのだが、常磐線より北側がその敷地という事らしい。

 偕楽園というと梅で有名だが、既に時期は過ぎていたので今日は純粋に庭園そのものを観るつもりだったが、行ってみるとツツジが見頃で目に眩しい色合いを見せていた。

 その後は徳川斉昭によって建てられたという好文亭を見学し、3階から眺望を楽しみつつこの庭園を後にした。

■試合
 ネットでスタジアムアクセスを調べると水戸駅からシャトルバスという事で、それだと偕楽園から一旦駅に戻るのは面倒だなと思っていたのだが、偕楽園に行く時に降りたバス停の案内表示に、シャトルバスがそのバス停にも止まる旨が書いてあったので、かなり時間を節約出来た。運行の茨城交通はSUICA、PASMOといった交通系ICカードには対応してないので、久しぶりに乗車時に整理券を取っての現金払い。
 着いたのは丁度昼時で、朝にがっつり食べたので昼食は抑え目にしようと思っていたが、スタンド内外のグルメはどれも美味そうだった。常陸牛の丼物やハンバーガーにも惹かれたが、最終的には串焼きに。思うに都市部から離れて地方に行くほどスタグルのCPは高まる。今回の常陸牛のように首都圏よりも低コストで質の良い素材を調達できるという側面が大きいのだとは思うが。

 この試合はホームタウンデーという事らしく、試合前に町長が挨拶したのだが、その中で水戸の社長を称えて“社長に負けないくらいチームも頑張れ”というような内容を言っていたのが印象深い。水戸がJに参入したのは2000年とJ2の2年目で、J2のオリジナルメンバー10クラブが全てJ1昇格を経験しているのを踏まえると“J1昇格経験の無い最古参クラブ”なのでそろそろ、と言いたくなるが、現実はなかなか厳しい。だが、このように行政の長と友好関係を築けるトップがいればいつかは、という希望が持てるのも事実だ。

 試合について。内容はほぼ互角ながらPKなどチャンスをゴールに効果的に結び付けた水戸が3点を先行したが、その後町田も2点を返す拮抗した展開だった。町田の2点目が決まったのはアディショナルタイムだったが、その後も惜しいチャンスがあって3−3になってもおかしくなかった。
 選手で目に付いたのは水戸の前田だな。松本からレンタルで来ている俊足FWで、前線からの守備も怠らず、前を向いてボールを持てば何かが起こりそうな期待感がある。速さと力強さを備えるという意味で永井というより浅野に近いかな。ボールを持つだけでスタンドの沸き具合が明らかに違い、この試合では先制のPKゲットに1ゴール1アシストとMOMの働きだった。97年生まれで東京五輪世代、かつ来月開幕するU20W杯出場の資格も持つので、もしかしたら最後滑り込みでメンバー入りするかもしれない。

 帰りは水戸駅までのシャトルバスにすんなり座れて途中意識を飛ばしつつ帰路へ。