東北行(初日)

 今年の夏もどこか未踏スタジアムで行けるところは無いか探しはしていて、8/11に金沢、8/12に山口のホーム戦があったのだが、金沢は去年の夏、山口も今年のGWに行ったばかりというタイミングの悪さ。同じ所に時間を置かず行くのも味気ないので今年は2年ぶりに観戦が絡まない旅となった。場所はここ最近西日本が多かったので、久々に東北へ。

 朝6時台の山形新幹線に乗ってまずは米沢で下車。山形は過去何度も行っているが、全て山形市を中心とする村山地方で、それ以外の地域に行った事は無かった。自転車を借りて最初に向かったのは旧米沢城内にある上杉神社

 上杉氏というとまず越後を思い浮かべるが、秀吉時代に会津若松関ヶ原の戦いの後には米沢に転封されて明治維新まで続いた。神社には上杉謙信、景勝&直江兼続、鷹山の銅像があり、景勝と兼続の像は大河ドラマの影響で近年建てられたものらしい。

 その後は上杉家の廟所を経て直江兼続が眠る林泉寺に行ったのだが、本堂に入ると係の人が説明してくれるというので何気なくOKすると、寺の縁起から堂内に飾られた額縁一つ一つまで丁寧に説明してくれて、それは大変有り難かったのだが、電車の時間が迫っていたので途中から気が気では無かった。説明を聞き、礼を言った後は足早に墓地を周り、猛ダッシュで駅に戻り、どうにか電車に間に合った。
 米沢からはローカル線を乗り継いで南陽にある熊野大社へ。ここは日本の三熊野の一つに数えられるという社なのだが、やはり御朱印帳を買うと近くにこうした寺社は無いか調べて寄りたくなってしまう。

 駅から徒歩で15分ほどなのだが、駅にコインロッカーが無く、キャリーバッグを引きながら歩いて石段も上る羽目になってしまった。参拝後は電車で赤湯駅に行き、そこから在来線で山形駅まで。山形駅に着くとモンテディオの横断幕があって、実は今日はホームでヴェルディ戦なのを知った。いつも日程は未踏スタジアムを中心にチェックしているので、以前行った事があるNDソフトスタジアムはチェック対象外だった。18時からということで少し迷ったが、今日の宿は山形駅や(スタジアム近くの)天童駅ではなく、新幹線の終点新庄駅なので断念。ヴェルディサポの友人や地元放送局勤務でおそらく中継でスタジアムに来ているであろう友人に会えたかもしれなかったので残念だったが。
 昼食後は山寺に行った。ここは何度も来ているが山形駅からも近く、翌日かなりの山登りをする予定だったのでその練習として。登り始めたのは14時過ぎで、さすがに日射しは強かったが一時期の東京のような外に出るだけで危険を感じるようなレベルではなく、言ってみれば自分が子供の頃の夏の暑さだった。途中このような狭い階段も通りつつ無事登頂。かなり汗をかいたがタオマフがかなり重宝した。

まぁこの絶景を見れば疲れも飛ぶ。

山寺は計10ヶ所で御朱印を貰えるようなのだが、今回は6ヶ所で頂いた。

 絶景を見た後は帰りの電車に間に合うよう下山して、山形駅から新幹線で新庄駅へ。ここが初日の宿泊先なのだが、駅で代行バスの案内をしていて聞いてみると先週の豪雨で酒田方面の路線が不通となり、今日から代行バスの運行が始まったと。出発時刻は電車と同じだが運行時間は道路事情で変わるだけに翌日のスケジュールにも影響しそうだった。が、それはひとまず置いといて、夕飯に駅前で蕎麦を食べ、夜はDAZNで湘南×横浜Mイニエスタのゴールなど見つつ初日が終了。