品川~大門~芝

 天気も良かったので先月に続いて東京十社を巡る。前回は一気に3つも回ったが、別に時間を競ってる訳では無いんで1社、もしくは近隣の2社を回るぐらいのペースが丁度良い。今日は都心から見て東南方面にある2社。
 まず品川神社に向かった。品川にそんな大きな社があるとは知らなかったが、現地に行ってみると、たまに京急に乗る時車窓から見えていた神社だったのに気付いた。第一京浜沿いにあり、新馬場駅の目の前というアクセスの良さ。

 参拝後、中を散策すると富士塚があり頂上まで登ってみる。

 頂上からの眺め。まぁごく普通の都市の風景だが、昔は海岸線が今より迫っていたから、東京湾江戸湾)を望む風光明媚な場所だったのだろう。この後は新馬場駅から電車に乗るつもりだったが、商店街があるようだったのでひとまず北品川まで歩くことにした。行くと途中から東海道の旧道になり、なかなか風情のある街並み。

 丁度昼時で、ざる蕎麦でも食いたいなと思っていたのだが、何故か中華屋ばかりでそのまま品川方面に歩く。旧道を過ぎると八ツ山橋に到達し、目の前に品川駅周辺のビル群が現れるのだが、江戸時代から現代に引き戻された感じでその落差が面白かった。大した距離でも無いんで結局品川駅まで歩き、そこから京急で大門まで行って芝大神宮へ。

品川神社と同じく、大門(浜松町)にこういった神社があるのは知らなかった。「大門」の名の通りここは増上寺で有名な場所で、大通りから一本入った所にあってあまり目立たない。参拝して御朱印を貰った後はあまりに暑かったので近くの喫茶店で休憩。涼んだ後は増上寺に行った。

ここも行くのは久々だな。本殿の横で御朱印を貰った後は、徳川家の墓所が公開されているとのことだったので見学する事にした。

境内の奥に6人の将軍や正室達の宝塔が並んでいる。元々は今よりもっと広かった増上寺の敷地内に、独立した霊廟としてそれぞれ祀られていたが、それらは空襲で焼失してしまい、改葬され現在の位置になったという。中ではボランティアのガイドさんがいて色々と説明してくれた。

 この後は浜松町や大門ではなく芝公園や神谷町方面から帰るつもりだったのだが、当然東京タワーの傍も通る事になり、広場で何かイベントでもやってたら見てみようかなとタワーに寄る事にした。

行く途中アイスキャンディ屋が出ていたので購入。こういうアイスを食べるのも久々だな。タワーに行くと特にイベントなどやっていなかったが、何もしないまま帰るのも勿体ないので結局展望台に行ってしまった。

都心も高層ビルが増えてきた。東京タワーの展望台は高さ150mの位置にあり、開業当時は東京の街並みを眼下に見下ろす形だったと思うが、今は同じかより高い目線でも眺めないといけない。

今日はかなり霞んでいたが、遠方のみなとみらいを確認。

東京タワーの最寄りと言えばこれまで三田線芝公園を使っていたが、日比谷線の神谷町も結構近い。神谷町から東横経由で帰宅。