山陰行(2日目)

 2日目以降はレンタカーで山陰を横断。GWの岩手ではレンタカーをかなり重宝したが、それに味を占めて笑、同様に鉄道、バスだと移動時間が計算しにくい山陰でも使う事にした。まずは魚見台という日本海を望む展望スポットに向かい、

 その後は道の駅に寄りつつ倉吉に向かった。道の駅は運転していると幾つも出くわすのでこの後何度も寄ることになるが、休憩するのにも土産を買うのにも便利。最初に寄ったのは「道の駅はわい」という所なのだがこの様に日本のハワイということになっているらしい(笑)

漢字では羽合と書くのだが、丁度ここで休憩していたら実際に本家?ハワイに行っている友人から写真が送られてきたのには笑った。

 倉吉は少し内陸に入った場所にあり、白壁の土蔵群で有名とのこと。

 この後は普通ならそのまま米子方面まで西に進むところだが、それだと面白くないので、敢えて大山を南から回るようにして米子方面を目指すことにした。途中県境を越えて岡山の蒜山高原を通過するのだが、途中の道路脇に蒜山展望台という場所があったのでここで休憩。展望台と言っても高所から眺めるというより高原の中で周囲の景色を楽しむ場所といった所。

 この辺りはツーリング客も多く、途中の道の駅やコンビニでバイクを何台も見掛けた。蒜山を越えて再び鳥取県に入った後は道の駅で昼食を摂って、今度は島根に入って足立美術館に向かった。

 ここは庭園で有名な場所。アメリカの日本庭園専門誌(というのがあるのを初めて知ったが)で16年連続日本一になっているらしい。美術館内の庭園だけでなく背景にも手を入れて、実際に背後の山に滝まで作ってしまったのだから凄い。
 この時点で14時半を過ぎていたので最後の目的地である鳥取の境港へ。ナビでは足立美術館から米子経由の中海を東回りで行くルートが提示されたが、大根島と境港を結ぶ江島大橋を渡りたかったので敢えて西回りで行くルートを選択。

 写真だと分かりにくいがこの橋はその傾斜の高さで有名な橋。実際に走るとそんなに急な印象は受けなかったが。境港は水木しげるの出身地で境港駅近くには水木しげるロードという鬼太郎のキャラの銅像が並ぶスポットもあるのだが、時間の関係であまり散策する時間も無かったので、さかなセンターで牡蠣を食ってタワーから市街を眺め、港近くに寄るだけに止めた。境港は境水道を挟んですぐ目の前に島根県島根半島があり、船も横向きに並んでいる。

 車を米子駅前で返却した後は特急で宿泊地の出雲市まで向かう予定だったが、少し早く返却したので1本前の特急料金無しで乗れる快速に乗れた。途中からやけに浴衣姿の客が多いなと思ったらこの日は出雲市の花火大会だったらしい。ホテルから見る事が出来た。

 夕飯はホテルの傍に回転寿司屋があったので地元ならではの素材が食べられるかなと思って行ったらアルバイトが作る東京でよく見かけるレベルの店で、数皿食べて退出。