観戦表彰2019

 今年の観戦の振り返り。大晦日高校サッカーに行くかもしれないが、ここまで37試合を観戦。ここ数年は概ね40試合弱で推移しているがマリノス戦メインに空いた週に面白そうなカード、旅行先で未踏スタジアム制覇となったらまぁそのくらいの数に落ち着く。マリノス戦はJ1+ルヴァン杯で22試合。アウェイはガンバ、磐田、浦和、FC東京と4試合行けたが、観戦を考えていた瑞穂の名古屋戦、等々力の川崎戦、アルウィンの松本戦がチケ完売で行けなかったりもした。これらのスタジアムの収容は20,000前後。これくらいのキャパだとチケを早めに取らないと行けなくなってきているのを改めて実感している。来季は柏がJ1に戻ってくるが同じ様に早目のチケ取りが必要だろうし、横浜FCが前回のJ1時のようにダービーを三ツ沢開催にするならばかなりの争奪戦となるだろう。

■ベストゲーム

1位:横浜M2-2川崎(2019/3/10 J1第3節@日産)
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2位:FC東京4-2横浜M(2019/6/29 J1第17節@味スタ)
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3位:横浜M4-2札幌(2019/11/9 J1第31節@三ツ沢)
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4位:磐田0-2横浜M(2019/10/5 J1第28節@ヤマハ
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5位:G大阪0ー2法政大(2019/8/14 天皇杯3回戦@西が丘)
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 ここで言うところの「ベスト」とは概ね両チームが高いレベルで持ち味を出し合う試合であり、一方的に相手をボコるような試合は該当しない。従って最終節や川崎が味スタでFC東京に3-0で破ったような試合はここでの評価は低くなる。
 と言う中で面白かったのは3節の川崎戦。最後の最後にCKからマリノスが追い付いたが、全体的には川崎がやや押していたがマリノスも決して防戦一方ではなく持ち味を出して対抗していた好試合。因みにこの試合ではL・ダミアンが2ゴールだったのだが、昨日の表彰で評価の高かったチアゴはどうも同じブラジル人の(年齢、経験が)格上のFWには分が悪い印象がある。セレソン経験者と強豪クラブの控えCBというブラジル国内での立場の差が露わになってしまうと言うか。ダミアンには等々力でも点を取られたし、名古屋のジョーにも2戦2ゴール。
 2位は味スタでの試合。東京がカウンターから一挙に4点取り、マリノスもボールを支配して最後の15分は完全に押し込んでいた。この時期が東京のチームとしてのピークだったな。3位は終盤の三ツ沢での試合だが、敗れた札幌も福森の左足が特にセットプレーで常に脅威となり、点差ほどの差は無い試合、4位は磐田がこれまでのイメージ(パスを綺麗に繋ごうとし過ぎて怖さが無い)を覆す縦への推進力のあるサッカーが新鮮だったのと、その中でマリノスがデザインされた攻撃で強かに点を取って勝った試合。
 ここまでマリノス絡みの試合なので最後はそれ以外から。天皇杯で法政がガンバを倒した試合は、内容的に決して奇跡と形容されるものでは無く、至極妥当だった。

■ベストゴール

1位:三好のミドル(2019/2/23 J1第1節 横浜M3-2G大阪@パナスタ)
2位:仲川のドリブルゴール(2019/11/9 J1第31節 横浜M4-2札幌@三ツ沢)
3位:ティーラトンのミドル(2019/8/31 J1第25節 横浜M3-0G大阪@三ツ沢)
4位:ファブリシオのミドル(2019/10/2 ACL準決勝第1戦 浦和2-0広州恒大埼スタ
5位:阿部のミドル(2019/7/14 J1第19節 FC東京0ー3川崎@味スタ)

 ベストは開幕節の三好のゴールで決まり。ゴールそのものだけでなくその前のパス交換や天野のライン際のドリブルなど一連の流れ全てが1つの美しい作品。2位は仲川のゴールで、この選手はエリア内右45度から両足で放つゴールがまず思い浮かび、湘南戦の左足で巻くミドル、磐田戦の右足で低い弾道のシュートも印象深いが、札幌戦のセンターサークル付近からドリブルで中央突破してそのままGKもかわして流し込んだゴールは素晴らしかった。去年の仙台戦のゴールにも似ていたな。
 3位はティーラトンのミドル。これがJ初ゴールだったが、この辺りから開幕当初の(特に守備での)不安定さが無くなり、偽SBの動きをマスターして左SBのポジションを不動のものとした。このゴールの後は最終節の先制弾など同じパターンから更に2点を決めている。
 4位はACLでのファブリシオのミドル。同じ試合の関根のミドルも素晴らしかったが、先制点という価値からこのゴールを挙げたい。こんなミドルも打てる選手だとは知らなかった。最後もミドルで、エリアのすぐ外から左足で正確に決めた阿部のゴール。この選手は本当にミドルが上手い。

■ベスト遠征

1位:横浜M3-2G大阪(2019/2/23 J1第1節 @パナスタ)
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次点:岩手2-1YSCC(2019/5/4 J3第8節@いわぎん)
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 ここで言う遠征とは首都圏(一都三県)以外での観戦で、マリノス戦に限らず旅行先で観戦した試合も含む。今年はまぁ開幕戦かな。大阪の試合、特にガンバ戦は京都に近いので、午前中京都で途中下車して観光→午後に試合→夕方飛行機で帰宅というのが完全にパッケージ化されている。次点としてはGWの岩手の試合。帰省中の友人家族と一緒に観戦し、夜は美味いホルモンをご馳走になった。天気にも恵まれ、スタジアムはバクスタの向こうに新幹線が走り、後方には岩手山がそびえる雄大さが印象深い。

 来年はついに国外、ACLアウェイ戦観戦を計画中。シドニーFC戦が5/5とGWなのでかなり狙い目。まぁ時期的に高そうだが・・。国内未踏スタジアム制覇という観点ではまず京都の新スタジアムは行ってみたいし、東京五輪女子サッカーのチケが当選したので日韓W杯日本会場で唯一未踏だった宮城スタジアムもようやく制覇出来る予定。そう言えば代表戦もここ数年は行ったり行かなかったりであまり観に行ってないので、東京五輪世代の試合は1試合くらい行ってみたい。