フットサル 日本×ウクライナ(代々木第一体育館)


 社会人になると、土日がいかに貴重であるか実感する。しかし、寝て過ごすと痛い目に遭う。

日曜一日中寝て過ごす→夜、目が冴えて寝られず→翌朝寝不足で出勤

 家にいるとどうしてもこの図式に陥るので、昼間は外出してみようと思い立ち、初のフットサル日本代表戦を観戦しに行った。

 代表と名の付くものはA代表からユース世代までアンテナを張っている(つもり)ものの、ことフットサル代表に関しては関心は低かったと言わざるを得ない。フットサルは見るよりプレーするもの、という意識があったのがその主な原因だろう。観戦に行くとは決めたものの、名前を言える選手は数名というお粗末な知識量であった。

 代々木体育館は3200名の観衆、思ったよりも多かった。なにより、(もちろんコートを含め、会場の大きさも影響しているだろうが)選手と観客の距離が近いと感じた。最近はサッカーの代表クラスになると、スポンサーやら関係者にガードされて遠い存在になってしまっていると思っていただけに、アットホームな空間は新鮮だった。
 試合の方は1−1で引き分け。やはりレベルが高くなるほど一つのミスが命取りになるだけに、しかもフットサルはサッカーに比べてスペースも時間も無い分後ろでボールを回しながら隙を窺う展開が続いた。普段自分がやっているものと同じスポーツには見えなかった(笑)けど、見ていて参考にしたいプレーはいくつもあり、フットサルやりたいなーと気持ちが湧いてきた。

 初めは興味本位で見に行ったフットサル代表戦だったが、実際見てみて、プレーの面でも、そしてあの青いユニを着てる選手の頑張りを見て、これからはもっと注目しなければなと実感。そんな感じで今回はとても有意義な休日だった。