コンフェデ ブラジル戦

 最近の仕事環境の変化により(これについてはまた後程・・・)、ブラジル戦、最初から観る気力、体力は無く、なんとか後半開始からTVを付ける。

 あの大黒のヘッドが決まっていればグループリーグ勝ち抜けたのだが・・・だが大黒を責めるのは酷だ。少ない出場時間で2点という結果を出したのだから。背番号16のスーパーサブというと、若き日のゴン中山を思い出すけど、大黒はサブに甘んじる事は無い。次こそスタメンで使って欲しいものだ。

 コンフェデの3試合で日本が見せた戦い振りは、予想以上だった。特にパス回しは。この結果、内容を受けて、来年のW杯に期待する声は大きくなってくると思う。だが、忘れてはいないだろうか?2年前のコンフェデでも日本は素晴らしいパスワークから何度もチャンスを作っていた事を。そして翌年から始まったW杯予選では緒戦から大苦戦した事を。

 確かに1次予選の最中に行われたアジアカップでは優勝したが、あのチームは前年のコンフェデ時とは異なるチームだった。中澤、田中、加地、玉田、川口はコンフェデ03ではレギュラーでなかったり、代表にも入っていない面子である。

 だから、今のチームのまま、W杯に突入というのはあまりに危険なんじゃないかな。小野、高原、久保、大久保らが入ってくればまた変わってくるのだろうが、いいかげん「ファミリー」を優遇ばかりしてないで、新しい力を試してみてはいかがですか?あえて言うと、本山、鈴木、茶野を上回る選手はJには皆無ですか?>休暇の為、さっそく里帰りした監督殿

 ブラジルに引き分けた事で気分良く一日を迎えながら、あえてこんな事言ってみた。上を目指すなら現状で満足して欲しくない。これから本大会までに10試合はAマッチがあるのだから、同じ面子でルーティンワークのように試合を「こなす」ような事態は避けなければ。