東アジア選手権 中国戦

 今日は必ず試合に間に合うよう帰るはずだった。予定では、17時過ぎに外出先を出て19時には家にいるはずだったのだが、会議が長引いて、終わったのは19時10分・・・しかも一旦オフィスに戻らねばならなくなり・・・。使いたくなかったけど使っちまったよ、東海道・山陽新幹線を!!!しかもひかりのくせに新横浜止まらないから、一本見送ったし。なんで次ののぞみが新横止まるのにひかりが止まらないのかと小一時間程問い詰めたかった・・・。で、やっと家に着いたときは、前半20分を過ぎていた。そこで観たものは――――――――――――――


 まるでアテネ五輪代表を観ているようだった。

 後ろで回して、攻撃には工夫が見られない。まぁ阿部、田中、茂庭、今野、駒野とアテネ組が揃っていたからそうなるのも仕方ないかな。結局人間力(=現磐田監督)が遺したものって何だったんだろう。A代表と下の世代が全く違うサッカーやってる弊害が出た試合だった。
 それでもアテネ組はよくやった方だと思う。ぶっつけ本番の急造チームに放り込まれて、結果出さなきゃいけない中で、田中達也はゴールという結果を出したし。けどいつもと全く違うメンバーで試合やって可哀相という気もした。俺が見たいのは、今の代表レギュラー組とアテネ世代の融合なので。中村俊輔のパスに反応する田中達也or大久保とか、今野が相手の攻撃を潰し、小野or福西or稲本とダブルボランチ組むとか、松井大輔と中村、中田英が操る攻撃陣とか、そんな試合を見てみたい。今日出た中から何人代表に残れるんだろうな。代表に残るには厳しいハードルを越えなきゃいけないのはわかるけど、何度もハードル越えに失敗しても、未だに代表に残っている人がいるのはどうなんですかね?例えば本山とか。

 一体いつになったら彼は代表で力を発揮するのだろうか。もう代表20試合以上も経験してるのに、未だに鹿島で見せているようなプレーを見せていない。特に今日はほとんど代表キャップ数一ケタの経験の少ない面子だったのだから、攻撃陣引っ張る心意気を見せて欲しかった。結局、周りを生かすタイプではなく、周りに上手く使って貰えて力発揮するタイプなんだな。鹿島なら小笠原、ユースや五輪代表時代は小野、中村俊輔とかにね。もう本山選ぶくらいなら、中村直志とか松井とか試した方が余程有意義だと思う。

 全く消化不良な試合だった。しかし、どんなに代表に期待を裏切られても、試合が近付くと、不思議と心躍る自分がいる。それは今までもそうだったし、これからもそうだろう。きっと週末には日韓戦が待ち遠しくて仕方なくなっているはず。久しぶりの日韓戦―――それを楽しみにあと二日頑張るとしよう。